yamakiの山歩記ホームへ  山名:東北・北海道 旅行(2014年5月) 
 2014年5月22日〜6月8日
 北海道 :芝桜、タウシュベツ橋梁 
 東北  :秋田駒ヶ岳、栗駒山、我が家の卵










 
【計画時】
 東藻琴の芝桜見物を第1目標に北海道・東北旅行を計画した。 なお、芝桜の見頃は昨年は6月初旬、一昨年は5月20日頃、その前は5月25日頃とその年の天候によって異なっている。 車中泊の旅なので、開花時期に合わせて行けば良いのだが、少しでも旅費を節約する為、太平洋フェリーの早割(2か月前予約)を利用。その為、見頃を5月25日と想定し、それに合わせて、フェリーを3月23日に予約した。 なお、5月24日(土)、25日(日)には午後7時からライトアップが行われる。
 他には、タウシュベツ橋梁、チューリップなどいろいろ見どころがありそうである。
 なお、この時期の北海道での車中泊は、まだ寒いとのネット情報もあるので寝袋も持っていくことにする。

 出発直前の予定
 2014年5月22日(木) 朝自宅を出発し、一般道を走行し、本宮ICから高速に乗り、安達太良SAで車中泊
 2014年5月23日(金) 一切経山は雪があるので登らず、吾妻小富士だけ、仙台から太平洋フェリー
 2014年5月24日(土) 昼に苫小牧で下船し、一般道で東藻琴でライトアップを見、道の駅「女満別」で車中泊
 2014年5月25日(日) 朝一で再び東藻琴芝桜公園へ、その後、サロマ湖、道の駅「上湧別」で車中泊
 2014年5月26日(月) チューリップ公園、滝上芝桜、遠軽、道の駅「女満別で車中泊
 2014年5月27日(火) 野付半島、オンネト、道の駅「あしょろ銀河」で車中泊
 2014年5月28日(水) 柳月、タウシュベツ、道の駅「音更」で車中泊

 2014年5月29日(木) 雲海テラス、美瑛、道の駅「あさひかわ」車中泊
 2014年5月30日(金) 雨竜沼、道の駅「しんしのつ」で車中泊
 2014年5月31日(土) 大倉山、羊ケ丘、滝野すずらん公園、道の駅「花ロード恵庭」で車中泊
 2014年6月1日(日) 余市、積丹半島、道の駅「いわない」で車中泊
 2014年6月2日(月) 島牧、松前、道の駅「しりうち」で車中泊
 2014年6月3日(火) 函館、11:35発の青函フェリー、青森ハイパーホテルパサージュ泊
 2014年6月4日(水) 八戸、龍泉洞、道の駅「雫石」で車中泊
 2014年6月5日(木) 秋田駒ヶ岳、道の駅「十文字」で車中泊

 2014年6月6日(金) 小安峡、栗駒山、厳美渓、鬼首、銀山温泉、道の駅「花笠の里ねまる」で車中泊
 2014年6月7日(土) 山形市内、道の駅「高畠」で車中泊
 2014年6月8日(日) 小国街道、道の駅「にいつ」で車中泊
 2014年6月9日(月) 我が家の卵に寄り、夕方帰宅
 
2014年東北・北海道旅行報告 
 今回の目標であった東藻琴芝桜公園は本当に素晴らしい、まだ9分咲きとの事であったが、芝桜公園の紋章の斜面とノンキマークの斜面には公園に着いた途端に圧倒された。  また両斜面の間の階段の両サイドにはビッシリと咲揃っていて見事である。
 タウシュベツ橋梁へは熊鈴を鳴らしながら恐る恐る1時間弱歩いて行ったが、それだけの価値はあるだろう。
 北海道での前半は寒い日が続き、車中泊では寝袋に入り、持って来て大正解であった。 なお、5月28日以降は、天候は良くなり快適になった。
 帰路、東北での秋田駒ヶ岳と栗駒山の登山は、強風/ガス/調査不足など種々の原因で山頂まで行けなかったのは残念であったが、またいつか良い時期に行けるでしょう。
 もう一つの目的にしていた新潟の我が家の卵の卵かけご飯は美味しかったです。
2014年5月22日(木)  出発:65843キロ
 朝自宅を出発し、一般道を走行し、本宮ICから高速に乗り、安達太良SAで車中泊する予定である。
 午前5時48分に自宅を出発し、那須湯本温泉の鹿の湯に12時に着いた。ここは、以前、那須岳に登った後、立ち寄ったが、いっぱいで入れなかったので、再チャレンジである。湯は確かに良いのだが、洗い場が無い(石鹸は使えない)ので気持ちは良くない。 六つの浴槽があり、それぞれ41℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃に設定されている。浴槽は小さく4人入るのがやっと。 低温の方は一杯なので、仕方なく43℃に入ったが、それ程熱いとは感じなかった。その後、44℃にも入れたが、それ以上は止めた。 洗い場が無いのでもう来ないであろう。 入浴後は鹿の湯の直ぐ上にある殺生石の辺りを散策し、安達太良SAへ向かう。 途中、白河の小峰城祉に寄った。
  
 (写真左:鹿の湯              写真右:殺生石)
2014年5月23日(金)   吾妻小富士 1707m
 この日は、吾妻小富士に寄り、仙台から太平洋フェリーに乗船する。
 午前6時6分にSAを出て、浄土平駐車場に7時38分に着いた。  去年7月の東北・北海道旅行中に吾妻小富士と一切経山に登山目的で来た時は、強風で車から出られず、そのまま山を眺めて磐梯吾妻スカイラインを下ったが、 今年は一切経山にはまだ雪が残っているので、吾妻小富士だけを目的に来た。 駐車場から吾妻小富士のお鉢までは約10分、更に20分位で、お鉢回りできる。 社会人一年目に友人と来た事があるので40数年ぶりである。 なお、浄土平駐車場からは一切経山方向に登山に向かう方々が数組いた。
駐車場に戻り、浄土平の遊歩道(木道)を散策。
 飯坂温泉もにわの湯(ネットで調べて¥250と格安)に寄り、太平洋フェリー仙台港へ午後3時53分に着いた。 他の車はまだで一番車であった。なお、途中、亘理のお墓参りをしようと霊園を探したが、今年は見付けられなかった。申し訳ありません。
 午後5時過ぎにフェリーの受付を済ませ、午後6時30分頃から乗船。ただし、一番車なので2階の一番奥にバックで入れる。つまり、下船はこのグループの一番最後である。 
 乗船後、すぐに夕食バイキング(¥2000)の案内がされたのでレストランへ。 内容は昨年と同じでチョット物足りなさを感じる。何か目玉の惣菜が欲しい。 (2012年は美味しいローストビーフがあった。)
  
 (写真左:吾妻小富士      写真右:吾妻小富士から浄土平)
2014年5月24日(土)  
 この日は、昼に苫小牧で下船し、一般道で東藻琴へ行き、ライトアップを見て、道の駅「女満別」で車中泊の予定。
 去年までは朝食もバイキング(¥1000)を食べていたのだが、朝は、それ程食べない方が良いとの判断で、前日、乗船前にコンビニでちょっとしたものを購入しておいた。 ところが夜間に船が激しく揺れた為、政は船酔いが激しく、何も口に入らない。 祐子は、それ程船酔いもせず、買っておいた食料を食す。 午前9時半頃に揺れが少し治まり、政の船酔いも少し楽になった。 これなら下船後も普通に車を運転できるので一安心である。なにしろ苫小牧から東藻琴まで約350km走り、午後8時前にはライトアップを見る為に着きたい。途中の十勝清水で午後3時を過ぎていたら高速を使う予定。
 午前11時30分に下船し、苫小牧からは日高自動車道(無料)で日高富川ICへ、更に国道237号、274号で日勝峠を午後2時に通過、十勝清水も午後3時前に通過したので、そのまま一般道を走り、午後6時45分に東藻琴芝桜公園に着いた。 既にライトアップ(入園料¥200)が行われ、ノンキマーク側はまだ八分咲きとの事だが、これでも十分である。40分〜50分、園内の写真を撮り、道の駅「女満別」へ。 この夜はまだ寒く、寝袋に入って寝た。
  
2014年5月25日(日) 
 この日は、当初の予定では、朝一で再び東藻琴芝桜公園へ、その後、サロマ湖、道の駅「上湧別」で車中泊する予定であったが、昨日の芝桜はまだ八分との事であり、更に天気も雨の予想なので、予定を変更して、明日の予定であった滝上芝桜、遠軽、上湧別チューリップに行くことにする。
 午前6時34分に道の駅を出発し、8時20分に遠軽公園に着き、瞰望岩(がんぼういわ)へ。岩の上からは下を覗く位置までは行けない。下の写真左が精一杯。 地上から約78メートルだそうである。 その後ナビの設定に従い、滝上芝桜に向かうが、途中通行止めとなり、別の道で滝上へ。当方のナビは、通行止めが有っても何故案内するのであろうか? 以前南アルプスの塩見岳に行ったときも通行止めの道を進もうとするのに参った記憶がある。
駐車場と芝桜が少し離れているので無料のシャトルバスが運行されている。 滝上の芝桜は7〜8分咲き、小雨の中であるが、まあまあである。 
続いて、上湧別チューリップ公園へ向かう。途中、紋別辺りの道路沿いの店で海鮮丼を食べる。 また、スタンドで給油していると訳の分からない軽ワゴンの爺さんに絡まれたので、早々に逃れた。 上湧別チューリップ公園では、小雨が降り、非常に寒く、チューリップを見るような気にならず、建屋の中に入ってストーブの近くで暖を取る。 適当に切り上げて道の駅「かみゆうべつ温泉」に戻り、温泉につかり、食事処で食事をして、この夜も寒く、寝袋に入る。
  
 (遠軽 瞰望岩 上と下から)
   
 (滝上の芝桜公園)
  
 (非常に寒かった上湧別チューリップ公園)
2014年5月26日(月) 

 この日は、ワッカ原生花園、東藻琴芝桜公園、道の駅さっつるへ。
 午前6時18分に道の駅を出発し、8時52分にワッカ原生花園に着く。風が強かったのでレンタル自転車は借りず、少し様子見にサイクリングコースを歩いて/走って見る事にした。
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 ワッカネイチャーセンター9:02 − 9:26第2湖口(ネイチャーセンターから3.5km 祐子のみラン)折り返し9:30 − 9:49龍宮街道の途中で合流 − 10:15反対側の道の途中で折り返し −10:31東屋 −10:42ネイチャセンター
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 二人同時にスタートし、祐子は第2湖口で折り返し、政に合流するまで走り、合流後は歩いた。 この龍宮街道はサロマ湖ウルトラマラソンの90km以降のコースである。
ネイチャセンターに戻るとレンタル自転車で出かけた人がいたが強風で進めたのだろうか?
 網走で食事し、12時50分に東藻琴芝桜公園に着く(後日、ネットで見たが、5月26日は東藻琴紋章側:9分咲き、ノンキーマーク側:9分咲きとなっていた。5月28日に両方とも満開)。 寒さも和らぎ上着を一枚脱ぐ。 芝桜も綺麗に咲き揃い、特に111段の階段の両サイドは素晴らしい。 紋章側の斜面、ノンキマーク側の斜面に咲き揃っているので迫力を感じる。 色もいろいろと使っている。 (関東の方ではこれだけの斜面を使っているのはまだ見ていない) 一部下の方でまだ咲いていない個所があるが、全く気にならない。多分この部分があるので満開とは言わないのであろう。
約1時間半ほど歩き回って写真を撮り、午後2時20分に公園を出て、午後3時に道の駅「パパスランド さっつる」へ。
   
 (ワッカ原生花園          第2湖口に掛かる橋         龍宮街道を走る)
 (以下は、東藻琴芝桜公園)
   
   

2014年5月27日(火)   
 この日の予定は、開陽台、野付半島、別海ジャンボホタテバーガー、オンネト、道の駅「あしょろ銀河」である。
 昨日から小雨、夜間にはかなり大降りになった。 朝起きると小雨が降ったり止んだりの繰り返し、周りを見渡すと隣にコインランドリーののぼり旗が見える。この天気では、良い景色は望めないので、ゆっくりと行動することにする。 近くのコンビニ(車で5分位か)で食料を調達して、道の駅に戻って食事。 食事後、隣のコインランドリーで洗濯。乾燥機の性能が悪く、7時半から始めて10時近くまでかかったが、これでもまだ完全に乾いてはいないが諦め、生乾きのものは車内に吊るした。 取り敢えず車を走らせ、開陽台に向かう。開陽台への道は、直線の長い長い道なのだが雨とガスの為、そのようには感じず。 開陽台からは眼下の草原の地平線が丸く見えると言われているが雨で何も見えず。記念の写真を撮って、次の野付半島へ向かう。 地図で見ると根室海峡に飛び出た細く長い半島で一度車を走らせてみたく、行くことにした。道路の両側が直ぐに海岸というわけではなく、海岸まではある程度の距離はある。先端の通行止めまで行ってみたが、雨も激しく何も見えない。 もし、雨が降っていなければ国後島が見えたのかも?
その後、先日テレビで放送していたジャンボホタテバーガーを目的に別海町の双葉へ。ジャンボホタテバーガーとジャンボホッキ丼を注文。 出て来た品物には何でジャンボの名前が付くのか理解できず、寂しさを感じる。
 その後阿寒湖を霞め、雌阿寒岳の登山口を横目にオンネトーへ。 阿寒湖辺りを走行中に雨が止んだ。 2009年の北海道旅行時に阿寒の道の駅で火傷(右足の膝裏から脹脛が2度のヤケド)を負ったが、そのまま雌阿寒岳に登ったのを思い出した。 オンネトーでは、水芭蕉が咲いていた。 
 明日は、早朝から柳月に並ぶ為、足寄より近い道の駅「音更」へ。 音更を歩き、回転寿司で夕食とした。
    
 (開陽台)                  (直線の道路)     (野付半島の先端の通行止め)
   
  (野付半島の左右の海)    (ジャンボホタテバーガー)      (ジャンボホッキ丼)
  
 (オンネトと後ろに雌阿寒岳)     (オンネトの水芭蕉)
2014年5月28日(水)  この日から天気が良くなる

 この日の予定は柳月の三方六の購入とタウシュベツ橋梁の見学。
 6時半頃に道の駅を出て、柳月へ。 札幌から出張に来て、昨夜は音更の鳳乃舞に宿泊した方が6時過ぎから並んだそうである。 その後ろ2番目・3番目に並ぶ。 柳月スイートピアガーデンの三方六の切れ端で1kg、味は3種類でプレーン味、メープル味、ショコラ味、メープル味とショコラ味の数は少ないそうである。折角なのでメープル味とショコラ味を1個ずつ購入する。 8時40分頃から整理券が配布され、9時に整理券と物品(2or3cm厚のものが3or4個入っていた)を引換、レジで支払い(¥565*2)。 折角来たので、いろいろ試食させてもらい、更にケーキを別に買い、コーナーで食べた。コーヒー無料。
 9時半近くに柳月を出て、タウシュベツ橋梁を見学する為に糠平温泉郷に向かう。 まず、上士幌鉄道博物館に寄るが、あまり得る物は無い。 予め調べておいたとおり、三の沢橋梁、タウシュベツ展望台、第5音更川橋梁、幌加駅、タウシュベツ橋梁、第3音更川橋梁の順で、見学することにした。 タウシュベツ橋梁の見学にはアーチ橋見学ツアー(¥3000+税)があるが、ツアーは利用せず、丸山橋近くの脇道の車止めから約4kmを熊鈴を鳴らしながらウォーキング、途中、道路上に熊の糞が三ケ所あった。約50分でタウシュベツ橋梁に。 なお、中間地点で車とすれ違ったが、ゲートの鍵を事前に借りたのであろう。また、駐車場に1台車が止めてあったが人は見当たらず。 柳月で買った三方六の一切れをタウシュベツ橋梁脇で食べたが、熊が気になり落ち着いては食べれず、また、量も多く、苦しい。 これでは、数日の内には食べきれないと分かり、食べきれそうな分だけ残し、知り合いに送ることにした。(音更のヤマトのクール便で)
 見学後、帯広の銀シャリ亭(昨年入って美味しかったので再訪)で早い夕食とし、鳳乃舞の天然温泉に入り、道の駅「音更」で車中泊。
 (以下は、タウシュベツ橋梁など)
   
 (三の沢橋梁)
   
 (五の沢橋梁は立入禁止)       (第5音更川橋梁)        (上士幌線の線路)
   
 (旧幌加駅)                  (タウシュベツ橋梁への林道の通行止め)
   
 (タウシュベツ橋梁 それぞれに人が立っています) 
   ⇒  
 (タウシュベツ展望台からはこんな感じ 右は中央部分を拡大してもこの程度)

2014年5月29日(木) 

 この日の予定は雲海テラス、美瑛、道の駅「あさひかわ」で車中泊。
 雲海テラスの上りゴンドラは4時半〜7時までなので、4時過ぎに道の駅を出発。 音更ICから高速に乗ろうとしたが、十勝清水ICまでは工事中の為、通行止め。 従って一般道で十勝清水まで行き、ここで高速に乗り、トマムICで下り、雲海テラスのゴンドラ駐車場に5時50分に着いた。生憎雲海は出ていないが、ゴンドラで雲海テラスへ登る。
なお、切手不要の絵葉書が貰え、テラスのポストに投函できる。
 トマムから占冠を経由し、車の中で富良野のエゾアムプリンを思い出し、地図が有ったので行ってみたら今日は予約なしでも可能との事で1個購入、その足で麓郷の郵便局からゆうパックで送る。
 フラワーランド上富良野では規模は小さいがチューリップなど、時間があるので望岳台へ行き、雪の十勝岳を眺め、戻り道では一昨年7月に見た「白金の青い池」に行ってみた。 一昨年の青さは無く、良くある緑色になっていて残念である。5月末なのだからか? なお、旅行から帰って6月10日にテレビ放送された青い池は一昨年の青さであった。何で?細工したのか? その後、水沢ダムから十勝連峰を眺め、美瑛のぜるぶの丘に寄ったが、花はまだ咲いておらず、午後2時に道の駅「あさひかわ」に着く。 車を道の駅に置き、旭川駅前をぶらぶらしてすごす。
   
 (雲海が出ていないテラス)        (雲海テラスの郵便ポスト) 
   
 (エゾアムプリン製造所)      (道路からだとこんな感じ)    (望岳台から十勝連峰)
  
 (今年の白金の青い池)     (こちらは2012年7月の青い池)
 
 (この時期のぜるぶの丘は花が無い)

2014年5月30日(金) 
 この日は、雨竜沼湿原と滝川の菜の花畑、道の駅「しんしのつ」で車中泊の予定である。
 雨竜沼湿原に行くにはまだ時期が早いとは思いながら、車で向かってみると、案の定、道道432号暑寒別雨竜停車場線は暑寒ダムで通行止めになっていた。ここから南暑寒荘があるゲートパークまでは、10kmある。時刻は、まだ7時50分なので、徒歩で行けるとこまで行ってみることにした。 歩き出してダムに掛かる橋の上を歩いていると2台の車が追い越して行った。 工事の車である。 一応、熊鈴を鳴らしながら歩いたが、虫が纏わりつき閉口した。 途中、祐は道の脇のワラビを採取していた。 約1時間ほど歩いたところで工事の方々が崩れた崖の修復を行っていたのでこれ以上進むのは止め、引き返した。(往復約2時間のウォーキング)
ダムの脇の東屋で休憩し、次の滝川の菜の花畑に向かう。 近づくと正面に大きな黄色の畑が現れ、その方向に行くと、菜の花であるが、栽培はしているが観覧できるような雰囲気でない。 場所が分からないので滝川の道の駅に行って、地図をいただき説明してもらった場所に行くと観覧用の櫓に飾り付けしていた。明日から菜の花祭りである。
菜の花を見終わった後、コンビニで灰汁抜き材と塩を購入し、道の駅鶴沼でコンロを使用して先ほど採取したワラビの灰汁抜きを行い、塩漬けにした。)
道の駅「しんしのつ」に午後2時過ぎに着く。 今日は農協や役場などの多くが予約しているようであるが、レストランは、一般も入れることを確認。並んでいたメニューを見ると海老天丼10本入りが何と¥980を確認。 入浴後、レストランで食事。 正面の駐車場は予約客でいっぱいなので、脇の駐車場へ移動。
   
 (暑寒ダムの通行止め)         (滝川の菜の花)
2014年5月31日(土) 

 この日は、大倉山ジャンプ場、羊ケ丘クラーク博士像、モアイ像、滝野すずらん公園、ラルマナイ自然公園、道の駅「花ロード恵庭」で車中泊の予定である。
 午前7時過ぎに大倉山ジャンプ競技場に着いたが、駐車場はまだ閉鎖されていて、リフトの運行開始は8時30分からとなっている、道路の脇に車を止めて待つことにした。 祐は、この時間を利用して坂道の上り下りをトレーニングしていた。 運行開始後、JAF割引を利用してリフトで山頂展望台へ。
リフトに乗って驚いたのは、
 @着地するK点地点の傾斜が45度位のかなり急傾斜である。
 Aジャンプする位置からは着地地点は見えない。
 その後、羊ケ丘公園に行き、クラーク博士像の前で記念撮影し、滝野霊園のモアイ像の前で記念撮影し、滝野すずらん公園を散策。 滝野すずらん公園は昭和記念公園やひたちなか公園と同じ国営である。シニア料金の入園料ある。 中心ゾーンを2時間掛けて歩いて回った。 チューリップが綺麗に咲いていた。 上湧別のような整列した咲かせ方でなく、こちらは一面に咲かせているので見事である。
その後、ラルマナイ自然公園の白扇の滝、ラルマナイの滝、三段の滝を見る為に40分ほど車を走らせると、旗を振った人が近づいてきて、この先は火事で通行できないとの事。 その先の滝を見るのは諦め、来た道を戻り、恵庭方向へ。 道の駅を一度通過し、恵庭温泉ほのかで入浴&夕食し、道の駅「恵庭」で車中泊。
   
 (大倉山ジャンプ競技場)       (上の展望台から)     (K点地点 この傾斜に着地)
   
 (クラーク博士像)            (滝野霊園のモアイ像)
   
 (滝野すずらん丘陵公園のチューリップ 上湧別より束ねて栽培)

2014年6月1日(日)  
 この日は、モエレ沼公園、余市、積丹半島、道の駅「いわない」で車中泊の予定である。
 モエレ沼公園に向けて札幌市内を車で走らせているとコインランドリーの看板が目に入り、急遽利用することにした。最新の機器のようで乾燥まで完璧で満足。 モエレ沼公園には、高さ数十メートルの山があり、ここに登って札幌市内を見渡すことができるが、良く札幌市内を知らないので、場所の特定はできない。
小樽方向に車を走らせ、一昨年小樽には寄ったので、今回は通過し、道の駅「余市」へ。 午前11時であるが余市で有名な柿崎商店に並び海鮮丼を注文。ここはうに丼がネットに良く乗っている。
 昼食後、積丹半島を一周した。まず、黄金崎、次に島武意トンネルを抜け島武意海岸まで下りた。 更に、女郎子岩(駐車場から片道20分くらい)、神威岬(駐車場から片道30分くらい)。
岩内の道の駅で車中泊する予定なので、途中の神恵内のリフレッシュプラザ温泉998で入浴し、道の駅「いわない」へ。 しかし、この道の駅は最悪で、施設、駐車場、トイレがある区画に収まっておらず、トイレは隣の公園のものであり、道の駅としては気に入らない場所である。 従って、ここでの車中泊は止め、道の駅「余市」に向かう。約45分かかり午後7時50分に到着。
    
 (島武意トンネル)             (女郎子岩)                (神威岩)
2014年6月2日(月)  
 この日は、渡島半島の日本海側を走り、松前城を見て、道の駅「しりうち」に行く予定であったが、余市の道の駅に車中泊したので予定を変更して、ニッカウヰスキーを見学し、倶知安町の三島さんちの芝桜を見て、黒松内のエゾカンゾウを見て、道の駅「もり」に行くことにした。
 ニッカウヰスキーの見学は9時からとの事なので、余市の街を散歩して時間をつぶす。 8時50分頃、ニッカウヰスキーに行くと既に見学は可能になっていて入ることができた。試飲、買い物など1時間ほど見学させていただき、道の駅に戻り、まず、余市郵便局で祐のくびき野ウルトラマラソン(6月1日から申込開始)の申し込みを済ませ、倶知安町の三島さんちの芝桜に向かう。 ちょっと場所を探して回ったが、遠くから芝桜が目に入り、場所は分かった。 一個人の作品としては素晴らしい。駐車場、トイレも開放していた。
 続いて、黒松内のエゾカンゾウを見る為、道の駅で地図を確認し、歌才湿原は国道5号線の左右で車窓からエゾカンゾウを眺めることができると記載があったので、国道5号線を走らせたが、見つけられず。諦める。 去年、食事した八雲の遊楽亭で入浴、食事し、今回は、道の駅「つどーるプラザさわら」で車中泊。 道の駅「森」から10分位で、車も少ない、更に前には駐在所があるなど、さわらの方が良い感じである。 ここの車中泊は他に3台。
  
 (ニッカウィスキー工場)
   
 (三島さんちの芝桜 羊蹄山と芝桜の羊蹄山?)
   
 (噴火湾パノラマパーク)         (八雲の海鮮ラーメン)
2014年6月3日(火)   
 この日は、11時35分発の青函フェリーで青森に渡り、青森ハイパーホテルパサージュに宿泊する。
 午前8時過ぎに青函フェリーターミナルに着き、乗船の手続きを済ませる。 乗船まで時間があるので船内で食べる弁当(セイコマートのカツカレーと函館駅の駅弁)を買いに函館駅へ。 フェリーは定刻に出発、フェリーの中で北海道音更で気温37.8度のニュース。 北海道脱出の気分、午後3時30分に青森に着いた。 3時50分にホテルの駐車場に車を止め、宿泊手続き。 (車のキーはフロントに預ける)
 駅前の市場などを見て回る。
 
 (あおもり駅)
2014年6月4日(水)   

 この日は、野田の塩ソフト、龍泉洞を見て、雫石へ
 早朝、市内を散歩し、午前6時半からのホテルの朝食バイキングを満足するまで食べ、7時45分にホテルを出発し、道の駅「のだ」を目指す。 青森駅からは、雲谷温泉、七戸、八戸を経由して11時30分、道の駅「のだ」に着いた。 塩ソフトと普通のソフトを一つづつ注文し、比べてみたが違いは良く分からず。
 続けて龍泉洞(日本三大鍾乳洞のひとつ)へ。 
 道の駅「雫石あねっこ」へ。
   
 (朝の青森)                (龍泉洞入口)              (龍泉洞内部)

2014年6月5日(木) 

 この日は、秋田駒ヶ岳に登り、横手へ行く予定である。
 4時55分に道の駅を出て、6時20分に秋田駒ヶ岳八合目駐車場に着いた。(駐車場までのカーブミラーは65個) 着いて間もなく、止めてあった車から一人の方が出発していった。

秋田駒ヶ岳】 ====以下、登山時間====
 6:47八合目登山口 −7:20片倉岳 −7:59阿弥陀池上の雪渓:下山開始8:00 −8:35片倉岳 −9:01八合目登山口
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 片倉岳から阿弥陀池への木道上ではもの凄い風で政は何度かバランスを失ったが、祐は日頃鍛えている足腰の強さからか、一度もバランスは崩さなかった。
 阿弥陀池から右方向に雪渓を登ったところからは山頂までもう少しだが、狭い岩稜帯であり、もの凄い強風の為、山頂まで行くのは無理と判断した。 先に出発した方と後から追い抜いて行った方も山頂まで行かず、戻ってきた。
 なお、片倉岳までの途中にあった50m程の雪渓は下に数十メートル切れ落ちており、張ってあったロープに捕まって慎重に渡った。 一部、ロープとステップが合わない個所が有ったので一苦労。
(戻って地図を見ると、阿弥陀池から右方向は男岳(1623m)で、左方向が本来目的にした男女岳(1637.4m)であった。こちらの方には一人の方が登って行ったがそれ程の岩場ではなかったと思う。)
 まだ、9時過ぎであり、温泉に入ってもその後の時間が余ってしまうので、可能なら明日登る予定の栗駒山に行ってみようと車を走らせた。
 12時17分に須川温泉の栗駒山登山口駐車場に着いた。須川コースは登り:1時間50分、下り1時間25分であり、今からでも登山できると判断し、登ることにした。  

栗駒山】 ====以下、登山時間==== 
 12:29須川温泉登山口 −名残ヶ原 −12:56苔花平(taikadai) −13:21昭和湖(休憩※)13:31 −13:58名残ヶ原 −14:10分岐(賽の磧との) −14:28賽の磧  −14:43分岐に戻る  −14:52登山口
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 登山口で丁度下山してきた女性2名に話を聞くと途中で引き返してきたが、男の人は山頂まで行ったようだと言っていた。 少し後から若い男性2名が下山してきた。
 登り始めてまもなく雪渓がいくつか出てきた。 それ程危険を感じることはない雪渓だが、登山者の踏み跡が無いのが気になる。木に付いたピンクのリボンが目印である。
 苔花平からは自然観察路コースと須川コースの分岐になるが、自然観察路側へは雪渓が落ち込んでいて道が無い。 昭和湖に来て休憩していると男性が登ってきた。この方は写真を撮り、話しかけてきたので、聞いていると、この先は300mの雪渓があり、危険なのでアイゼンが必要との事。 当方、軽アイゼンは携帯していたが、ガスが出て山頂は見えなくなったので登るのを止め、下山することにした。 なお、この時間まで下山して来た人はおらず。登って行った人もいない。先ほどの方は先に下山して行った。
 なお、地獄谷の脇を下山中に一人の方が登っていった。
 名残ヶ原まで下りてくると、賽の磧への分岐があったので、そちらへ行ってみようと思ったが、先の方が戻ってきて通れないと教えてくれた。 更に下り、もう一つ分岐があり、こちらを行くと賽の磧へ何とかつながっていた。
 全般的に雪渓に踏み跡が無いので、まだあまり登山者が来ていないようである。

 下山後、栗駒山荘で入浴し、道の駅「厳美渓」へ。 車中泊は他に5台。
   
 (八合目登山口)    (指さす方向は男女岳でなく男岳だった)(雪渓の左上が男女岳だった)
  
  (途中の雪渓、かなり下まである)
 
 (栗駒山の昭和湖 ここから山頂までは1時間だが、ここで撤退) 

2014年6月6日(金)    
 朝起きて厳美渓を散策し、鬼首(オニコウベ)へ向かう。 鬼首地獄谷駐車場に車を止め、地獄谷遊歩道を散策、続けて吹上の間欠泉を見ようとしたが営業は9時からになっており、この時まだ7時台の為、待つことはせず、銀山温泉に向かう。銀山温泉に泊まる予算は無いので、昼の時間帯に見学するだけであるが、建物/雰囲気は素晴らしものであった。やはり、今度は夜の照明下に見てみたい。
 続けて車を走らせ11時に山形:文翔館の駐車場に入る。 ここに車を置き、文翔館を見学し、香味庵まるはちで食事し、霞城公園を見て、紅の蔵を見物して駐車場に戻った。 その後、ナビにセットしておいた唐松観音堂に向かい、車を止めて30分ほど探したが見つからず。 諦めて、道の駅「天童温泉」へ。
 なお、この道の駅には、温泉は無く、近くの温泉「ゆぴあ」(\300)を教えてもらった。
  
 (厳美渓)
  
 (鬼首の地獄谷)
  
 (銀山温泉)
  
 (山形 文翔館と霞城公園)
2014年6月7日(土)  
 昨日までの行動で、一日早くなったので明日、帰ることにする。
 従って、今日は、三国街道を走って新潟の道の駅「新津」で車中泊する。
 ほとんど、見る場所も無いので、関川の天然温泉桂の里ゆーむで長い休憩とした。 9時にオープンしたので、丁度サッカーの練習試合の放送を見終わってから入浴した。
 午後2時頃に出て、道の駅「新津」へ。この道の駅の近くには全く店は無いので約15分車を走らせ店が並ぶ場所に出て、夕食し、道の駅に戻る。 車中泊は、最初は当方だけであったが、明け方確認すると他に4台あった。
 
2014年6月8日(日) 
 5時前に道の駅を出発し、6時過ぎに道の駅「パティオにいがた」へ。 ここでは、大凧合戦が昨日から行われているようだが、合戦は午後からなので見るのは不可。 
 今日の目的である「我が家の卵」の卵かけご飯を目的に車を進めた。 開店時間の10分前に駐車場に着き、開店を待つ。 開店して入店し、卵かけご飯を注文。大きな卵が二つ、ご飯は少し柔らかかったが美味しい卵であった。
 食事後、そのまま一般道を走り、苗場スキー場、沼田、前橋、高崎を経て、藤岡からいつもの道路で午後3時半に自宅に帰った。 帰宅時70165キロ
 
 (大凧合戦)
2014年5月 東北・北海道旅行のまとめ
総走行距離:4322キロ

車中:15泊、フェリー:1泊、ビジネスH:1泊

費用 
  高速代     :¥1070 =¥350(本宮→二本松深夜)+¥720(北海道)
  ガソリン代   :¥41390(内カード\35914) ・・・¥161/Lとして257L
            (注)上記ガソリン代は出発前と帰宅時のものは含まないが、ほとんど同じと考えて良い。
           総走行距離/ガソリン(L)=リッター16.8キロ
  フェリー    :¥47330=¥30000(仙台→苫小牧)+¥17330(函館→青森)
  ホテル     :¥7280+500(駐車場)
  食事、入浴、その他 :¥120760
  合計     =¥218330

今回車中泊した場所
 2014年5月22日(木) 安達太良SA
 2014年5月23日(金) −−−−
 2014年5月24日(土) 道の駅「メルヘンの丘女満別」:10台
 2014年5月25日(日) 道の駅「上湧別温泉チューリップの湯」:5台、温泉とは別の区画の駐車場
 2014年5月26日(月) 道の駅「パパスランドさっつる」:5台
 2014年5月27日(火) 道の駅「音更」:15台
 2014年5月28日(水) 道の駅「音更」:15台

 2014年5月29日(木) 道の駅「あさひかわ」:20台、駐車場内一方通行になった
 2014年5月30日(金) 道の駅「しんしのつ」:5台
 2014年5月31日(土) 道の駅「花ロード恵庭」:多数
 2014年6月1日(日) 道の駅「スペース・アップル余市」:20台、裏にも駐車場有
 2014年6月2日(月) 道の駅「つどーる・プラザ・さわら」:3台、前に派出所あり、奥に屋根有の駐車位置があるが、雨天使用できるかは不明?
 2014年6月3日(火) −−−−
 2014年6月4日(水) 道の駅「雫石あねっこ」:5台+トラック数台 今回の旅ではトラックが一番多かったが、夜間、トラックのエンジン音はそれ程気にならず
 2014年6月5日(木) 道の駅「厳美渓」:5台

 2014年6月6日(金) 道の駅「天童温泉」:多数(100台近いか)
 2014年6月7日(土) 道の駅「花夢里にいつ」:4台
 2014年6月8日(日) 帰宅
      
(参考)以下は2013年の情報


車中泊した場所
「関越道 塩沢石打SA」+「道の駅ゆのたに」:SAのトラックエンジン音がうるさく、移動。
「道の駅ばんだい」:
「道の駅サラブレッドロード新冠」:2泊
「道の駅しほろ温泉」:洗面所の水が飲用不適で×。 
「道の駅おんねゆ温泉」:からくり時計
「道の駅美瑛」:(3回目 いつもの駐車位置)
「道の駅秩父別」:大きな鐘のなる時計
「士別体育館」:
「道の駅つるぬま」:(2回目) 
「輪厚PA]:洗面所の水が飲用不適で×
「道の駅もり」:夜間トイレは函館側の為、車を移動。
「道の駅庄内みかわ」:
「道の駅加治川」: 

車中:14泊、フェリー:1泊、ビジネスH:1泊、知人宅:1泊
費用 
  高速代     :  ¥2800 =¥2550(青梅→小出)+¥250(北海道)・・・・・・・・・・・・(¥10450)
  ガソリン代   : ¥30000  ・・・・・・・・・・・・・・・・20130813明細で確認した金額・・・・・・・(¥25707)
  フェリー    : ¥46130 =¥27500(仙台→苫小牧)+¥18630(函館→青森)・・・・(¥40415)
  お土産など  : ¥47280
  食事等もろもろ:¥120700・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(お土産も含み¥77428)
  合計     =¥246910
                                             右端のカッコ内は前年の金額
総走行距離:3608km (リッター当り約16km)


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