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2010年  一覧 
(1) 2010年4月10日  雷電山 
(2) 2010年4月18日  七峰縦走
(3) 2010年4月30日  大峰山(八経ヶ岳)
(4) 2010年4月30日  大台ケ原山(日出ヶ岳)
(5) 2010年7月17日  早池峰山
(6) 2010年7月18日  月山
(7) 2010年7月19日  朝日岳
(8) 2010年7月28日  富士山
(9) 2010年8月 3日  鷲羽岳
(10) 2010年8月 3日  水晶岳
(11) 2010年8月 4日  黒部五郎岳
(12) 2010年8月 5日  三俣蓮華岳
(13) 2010年8月 6日  双六岳
(14) 2010年8月23日  光岳
(15) 2010年8月25日  聖岳  茶臼岳 上河内岳
(16) 2010年8月27日  塩見岳
(17) 2010年8月28日  木曽駒が岳  宝剣岳
(18) 2010年9月 1日  奥多摩御岳山〜日の出山
(19) 2010年10月2日  高妻山
(20) 2010年10月5日  妙高山
(21) 2010年10月16日 長峰山(北アルプスの展望台)
(22) 2010年11月13日 両神山(2度目)


2010年 山行報告 (【 】内時間はコースタイム)

(1)2010年 4月10日       雷電山
 自宅出発12:00 −12:40梅岩寺 −永山ハイキングコース −15:00雷電山 −15:20榎峠 −青梅街道 −17:00青梅 −自宅
 梅岩寺の”しだれ桜”を見物し、その脇から永山ハイキングコースへ、矢倉台を越え、辛垣城跡を経て、雷電山へ。 帰りも青梅街道を歩いて帰宅。

(2)2010年 4月18日      七峰縦走
  祐は同日の長野マラソンに参加の為、政のみの参加
  今年は、昨日の雪の為、大幅なコース変更になった。萩平丁字路から山に入らず(笠山CPの押印)、皆谷バス停へ、更に、橋場バス停から粥新田峠まで行き、ここで堂平山CP/剣ヶ峰CP/大霧山CPの押印をもらい、従来のコースに戻る。その後、皇鈴山と登谷山は山に登らず、迂回路でCPの押印。
一部の人は、距離も短く、殆ど山にも登らず、不満であったのでしょうが、私にとっては、非常にラッキーであった。昨年は、萩平丁字路から粥新田峠まで、4時間15分掛かったが、今年は迂回したので1時間20分であり、約3時間の短縮である。
 また、受付開始が遅く、官ノ倉山の登りでは、ある区間1列の歩行に規制してあり、官ノ倉山CPでは初めて8時を過ぎてしまった。
 従って、迂回路を使わなければ、18時前後のゴールになったと思われる。

 自宅出発4:15 −4:41小作駅 −5:55小川町駅  まだ、受付が始まっておらず、列の最後に並ぶ。
 6:15受付が始まり、6:24スタート、 −8:03官ノ倉山CP −10:05萩平丁字路 −11:27粥新田峠 −12:13皇鈴山CP −12:37登谷山CP −14:22寄居ゴール
 
(3)2010年 4月30日       大峰山   (登3:22、下2:47食事時間除く)【登3:30、下2:20】
 道の駅「黒滝」出発5:03(車) −6:15行者還トンネル西口駐車場6:20 −7:18大峰奥駈道出合 −7:41弁天の森 −8:07聖宝ノ宿跡 −9:08弥山小屋9:10 −9:42八経ヶ岳山頂9:45 −10:10弥山小屋(食事休憩)10:30 −11:09聖宝ノ宿跡 −11:40弁天の森 −12:00大峰奥駈道出合12:02 −12:52行者還トンネル西口駐車場
 道の駅を5時過ぎに出発し、行者還トンネル西口駐車場を目指す、前に車が居たのでその後を付いて行く。 洞川温泉街を経過しても道を間違えている事に気が付かず、”行者還トンネル”の標識が全く出てこないので少々心配したが、案の定行き止まり。ここは山上ヶ岳の登山口らしい。前の車は地元の方だったようである。 Uターンし、少し戻ったところで登山の準備をしていた方に聞くと、天川村の分岐を右に行かねばならなかったのを気が付かず左側に来てしまったようである。(30〜40分ロス) 天川村まで戻り、行者還トンネルを目指す。国道309号の標識があるので一安心。ただし、この道は国道と言ってもかなり狭い。車のすれ違いには苦労しそうだが、幸いその必要は無かった。
 行者還トンネルからの登山は、最初は少しだけ平坦だが、直に急登になり、出合いまで続く。気温も低く、風も強く寒い。 出合いまでほぼ1時間。 出合いに弥山まで2時間の標識があり、その時間に近い値で弥山小屋に着いた。 弥山小屋から八経ヶ岳まではひと踏ん張り。山頂は写真のように展望は良くない。天気ももう一つで何も見えず、風が強く寒いので写真を撮って、弥山小屋に戻る。 今年最初の百名山であり、慎重に下山した。それでも3回も尻餅をついた。
        
         


(4)2010年 4月30日       大台ケ原山   (登0:37、下0:38)【登0:40、下0:30】
 大台山上駐車場14:48 −15:15鞍部(展望台) −15:25日出ヶ岳山頂15:29 −15:35鞍部(展望台) −16:07大台山上駐車場
 行者還トンネルから大台ケ原への道路は、天川村から行者還トンネルまでの道路に比べると広い。途中、祐が車酔いしたため、休憩したり、低速運転した為、かなり時間がかかった。
 大台ケ原は日出ヶ岳、正木ヶ原、牛石ヶ原を巡る3時間コースを考えていたが、やや時間が押して来てしまった為、日出ヶ岳の往復のみとした。 今回、新しい登山靴を始めて履いた。 大峰山の登山/下山では何ら問題は無かったが、大台ケ原の下山時、足首のやや上が靴ズレし、次回の対策が必要である。


(5)2010年 7月17日       早池峰山   (登2:49、下2:15)【登3:30、下2:20】
 河原坊駐車場4:53 −4:59河原坊登山口 −5:38水飲み場 −6:02頭垢離(コウベゴウリ)の標識で休憩6:08 −6:44御座走り(山頂まで800mの標識) −7:02打石(ブツエス)の巨岩(山頂まで700mの標識)休憩7:07 −7:19千丈ガ岩(山頂まで400mの標識) −7:48早池峰山山頂(山頂避難小屋内で休憩)8:36 −8:48剣ヶ峰への分岐 −8:53八合目 −9:13五合目御金蔵 −9:49一合目 −10:13小田越登山口 −10:51河原坊登山口
 昨年の夏の北海道旅行ではケガの為、断念した幌尻岳が残っていたので4月に幌尻山荘の予約を行った。しかし、リフォーム等で直前になっても北海道旅行に行く気分に盛り上がらず、今夏は見送る事にした。その代わり海の日の三連休を利用し、東北の三山に登山する計画に変更。
 7月16日に自宅を出発、紫波SAで車中泊。翌日、ホリデー割引を利用して紫波ICをアウト。 4時半頃に河原坊駐車場に入る。既に10台程が駐車していた。(マイカー規制が土/日5:00〜13:00あり) なお、紫波から道の駅「はやちね」までの道が狭く、山の中に入って行くような感じで、道を間違えたのか心配になったが、峠を越えると程なく道の駅に出て一安心。

 河原坊登山口から登山開始。早々、沢を数回渡るが、水位が多い為、渡る石の間隔が長く、飛び越えるのに苦労する。 1時間程で30頭垢離の標識に、ここで休憩。ここからは岩場の登りになる。ハヤチネウスユキソウなどいろいろな花が咲いているが、花の名前は良く分からない。御座走りの「山頂まで800m」の標識を通過した後、18分上って標識が見えて来たので、後どの位かと期待したが、先ほどの標識からまだ100mしか来ていないことになっている。ガックリして休憩。 何とか気を取り戻して、山頂まで登る。山頂ではガスで何も見えず。避難小屋で食事をして待ったが、ガスが切れる気配が全く無く、下山を開始する。避難小屋ではいろいろな方と談笑。なお、13時まではマイカー規制中で、駐車場から車を出せないので、ゆっくりと下山した。

(6)2010年 7月18日       月山   (登2:17、下2:07)【登3:00、下2:40】
 月山八合目駐車場7:03 −7:13御田原参篭所 −7:55(雪渓で休憩)8:05 −8:24仏生池小屋(八合目) −8:33オモワシ山の下 −9:20月山山頂(月山神社) 休憩9:52 −10:35仏生池小屋10:44 −11:43弥陀ヶ原遊歩道経由 −11:59月山八合目駐車場
 月山の登山としては、最も容易な月山八合目駐車場からの往復とする。
 駐車場を7時前に出発したが、車のドアをロックしたか気になり、引き返す。 今回は初めてロックを忘れていた。 従って、駐車場再出発は7時過ぎになった。 観光バスが5〜6台、白装束&地下足袋姿の年配の方々が沢山来られていた。皆さん元気である。
 登山道は整備されており、急な登りは数箇所だが、何せ長い。八合目からなのに2時間以上かかる。
 山頂には月山神社があり、(仕方なく)入山料を支払い参拝。なお、一等三角点は月山神社の手前に有ったようだが、気が付かず。神社内では写真撮影禁止、鳥居の前で写真を撮った。(右の写真は山頂の手前の雪渓から、右上方に月山神社が見える。)
 下山後、明日、登山する朝日岳の古寺鉱泉駐車場へ向う。
 二合目くらいまで下りてきたところ、車が全く動かず、前方で車のすれ違いができす停車しているらしい。一度上の空き地まで上がって欲しいとの事で、四合目?位まで上がる。その後もなかなか進まず、羽黒の町に下りるのに2時間かかった。 また、更に国道112号が事故渋滞しており、のろのろ運転で疲れ、やっと古寺鉱泉駐車場へ。

(7)2010年 7月19日       朝日岳   (登5:04、下4:04)【登5:50、下4:15】
 古寺鉱泉駐車場4:21 −4:26朝陽館 −4:55合体の木(ブナとヒメコマツ) −5:40一服清水5:43 −6:22三沢清水6:24 −6:46古寺山 −7:26小朝日岳(おにぎり)【登3:45】7:35 −8:30銀玉水8:39 −9:06大朝日小屋(荷物をデポ) −9:26大朝日岳山頂【登2:05】 −9:36大朝日小屋(食事)9:49 −10:12銀玉水 −10:45小朝日岳への分岐(まき道へ) −11:05分岐から合流 −11:26古寺山 −11:42三沢清水 −12:14一服清水12:20 −12:58合体の木 −13:24朝陽館 −13:29古寺鉱泉駐車場
 古寺鉱泉駐車場で前泊、既に多くの車が駐車していた。 明日、古寺山から 左が小朝日 右が大朝日岳日帰り登山の人も何人かいたが、多くは避難小屋泊の方又は朝陽館に宿泊の方の車のようで無人である。 なお、早池峰山で一緒になった埼玉の狭山さん(早池峰山が74座目で我々と同じ)も鳥海山に登り、既にここに来ていた。隣のスペースに駐車し、情報をもらう。(熊の目撃情報が有ったとのこと)
 登りのコースタイムが6時間弱であり、それ以上掛ることも考え、4時出発を予定したが、準備に手間取り、4時21分の出発となった。
 登り始めはやや急登で、ほどなく、長いゆるやかな登りになる。一服清水、三沢清水と適当な場所に冷たい水が待っていて、一息付く。
一服清水と三沢清水の中間辺りで、後から出発した狭山さんが追い越して行った。
 古寺山を過ぎると小朝日岳とまき道との分岐がある。下山時はおそ小朝日岳山頂から 大朝日岳方向らく登る元気は無いと考え、ここで小朝日岳に進む。古寺山からは大朝日小屋、大朝日岳が綺麗に見えていた(写真上)が、小朝日岳まで来た7時過ぎに大朝日岳は、ガスに隠れてしまった。(写真中) 多くの人はまき道を進んだようである。
 小朝日岳からは急坂を下り、巻き道に合流し、大朝日小屋を目指す。途中、ヒメサユリが綺麗に咲いていた。 銀玉水の冷たい水で生き返る。 大朝日小屋に着くと丁度狭山さんが小屋まで下りてきた。山頂でチョット待っていたのだが、ガスが切れないので下りてきたとのこと。我々も小屋前にザックをデポし、山頂を目指す。山頂はやはり、ガスで展望が無い。 写真撮影し、小屋まで下り、食事。下山はもちろん巻き道を進んだ。 
登山時間は5時間4分でコースタイムより短い。今回の早池峰山、月山、大朝日岳の三山ともに登山時間はコースタイムより短くなっており、ここに来て少々体力が付いたと考えるよりも、東北のコースタイムは、やや多めに設定しているだけなのかも知れない。 なお、大朝日の下山時コースタイムは巻き道使用でないので参考タイム。

(8)2010年 7月28日       富士山   (登7:12、下2:51)【登、下】
 富士吉田口五合目駐車場3:04 −3:23登山口 −3:44六合目 −4:56七合目花木屋 −6:41八合目太子館 −8:23本八合目富士山H −10:35富士山山頂11:04 −13:55五合目駐車場
 詳細は富士山の記録を参照
 前日、午後四時頃に家を出て、五合目駐車場には午後6時過ぎに着いた。この時間であれば、五合目の駐車場には余裕で駐車できる。(登山開始の3時にはかなり一杯になっていた)
 午前3時に出発し、11時頃の登頂を目指す。政は昨年途中リタイアしているので、今年は何としても登らなければならないと意気込む。 風も無く快晴で全く寒くない。(Tシャツ、長袖シャツとヤッケの上着) 寧ろ暑くなり直ぐにヤッケの上着は脱いだ。 ある人が今日の天気は年に5日あるかの好天気だと言っていた。 途中、七合目を過ぎて山小屋を出発した団体さんの後ろに付く。後ろに付いている時は良かったが、団体さんが休憩したので前に出と途端に息が苦しくなる。 昨年は八合目でバテバテだったが、今年は何とか通過。 本八合目では睡魔が襲ってきたが、時間がまだ8時台なの気分的には余裕を感じ、そのまま通過。 天候、体調に恵まれ何とか山頂までたどり着けた。ただし、呼吸が苦しく30分ほど山頂にいて直ぐに下山した。 今回は富士登山の他に翌日蛭が岳を予定していたが、かなり疲れたことと翌日の天候があまり良くなさそうとのことで取り止めにし、帰宅した。
 翌朝のNHKで富士登山のテーマが放送されていたが、午前0時から雨で、途中山小屋泊の方はそのまま下山してきているとの事。

(9)2010年 8月 3日       鷲羽岳(2924m) 
(10)2010年 8月 3日      水晶岳(2986m)   
 8/2 新穂高温泉登山口駐車場 −登山口4:14 −5:17笠新道入口 −5:29わさび平小屋5:40 −6:01左俣林道出合(鏡平まで3:30との標示あり) −6:55秩父沢出合 −7:13チボ岩 −7:38イタドリガ原(鏡平まで1:45との標示あり) −8:19シシウドガ原(大休止)8:46 −9:40鏡池9:50 −9:52鏡平山荘9:56 −10:45弓折中段 −11:35弓折乗越11:40 −11:50尾根 −花見平12:12 −13:16双六小屋テント場
 8/3 双六小屋テント場5:15 −5:39中道/巻道分岐 −7:23蓮華岳合流 −7:52三俣山荘テント場(テント設営)8:28 −三俣山荘(山荘への手続き)8:43 −10:07鷲羽岳山頂10:13 −10:35ワリモ岳への鞍部で雷鳥 -10:51ワリモ岳の脇通過 −11:06ワリモ北分岐 −11:45水晶小屋 −12:36水晶岳山頂12:37 −13:15水晶小屋13:27 −13:56ワリモ北分岐 −14:04岩苔乗越 −14:53分岐 (黒部源流域) −15:30三俣山荘テント場
 コースタイム(【】内)との比較: 新穂高登山口(9:02)【7:35】双六テント場
 双六テント場(2:37)【2:20】 三俣山荘(1:24)【1:30】 鷲羽岳(2:23)【2:20】 水晶岳 (2:53)【2:30?】(黒部源流経由) 双六テント場
 
 8月1日午後に家を出て、新穂高温泉登山口駐車場に午後6時過ぎに着いた。駐車場は9割以上埋まっていた。 10数台は私達と同じように明朝出発のようである。 今回はテント3泊+山小屋1泊の予定だが、ザック重量を軽くするように食事は全て山小屋に頼ることにし、食料は非常用2食のみ持つ。 近くの車の兵庫県からの方は、100名山は完登し、現在200/300名山を目指しており、今回は赤牛岳を計画しているとの事であった。 
 8月2日午前4時過ぎに登山口の案内所に登山届けを掲出し、出発(下山届の用紙を一枚もらう)。わさび平小屋を越え、左俣林道出合までは、車が通るわずかな登りである。ここからが小池新道で本格的な登山になる。 秩父沢を過ぎ、水場で水を飲み、イタドリガ原までは、順調に進むが、シシウ鷲羽岳山頂 槍をバックにドガ原に来て、突然動けなくなり、長い休憩。 もし、双六小屋に12時前後に着けば、三俣山荘まで行こうと考えていたのだが、双六小屋まで行けるのかすら心配になった。シシウドガ原で30分近く休み、少し回復したので歩きだすが、休み休みとなる。食料は持っていないがテント泊用の装備が重く、堪える。 鏡池では池に写った槍・穂高を写真に撮る。 鏡平山荘を通過すると更に厳しい登りとなり、弓折分岐までコースタイムは1時間だが、1時間40分掛って何とか登った。分岐から少し登ると尾根に出て、比較的楽なはずの尾根歩きだが、既に疲れ果てており、思うように進まない。 やっとの事で、双六小屋テント場に付く。 疲労困憊かつ、時間的な余裕もなく、今夜は当初の予定通り双六テント泊とする。 双六小屋では通常の夕/朝食はテント泊者へは提供せず、軽食/弁当の提供は可能とのことで、カレーライスの夕食と翌朝弁当を注文した。
 8月3日朝、テントを撤収し、小屋前のベンチで弁当を食べ、5時15分に三俣山荘に向けて出発する。(計画では4時30分の出発であったが、かなり遅くなってしまった。) 当然、巻き道を進む。 予定より水晶岳山頂 ガスで展望無しやや遅れて三俣山荘テント場に着き、テントを設営し、山荘で手続き(テント泊2名+夕食と朝弁当)して、サブザックを担ぎ、直ぐ前に聳える鷲羽岳に登りはじめる。 標高差400m弱をジグザクに登っていく。 軽い荷物になったので順調に山頂に立てた。 山頂で写真を撮り、次の水晶岳に向け進む。ワリモ岳への鞍部では、子供の雷鳥が登山道の直ぐ横から登山道に入って来たので、写真撮影。 登山道からそれるのをかなり待ったが、逃げないので忍び足で進む。 ワリモ北分岐からは水晶小屋、水晶岳が見えるが、かなり遠いい。途中、持ってきた大福や菓子を食べ栄養補給し、水晶岳山頂に立つがガスが出てきて展望無し。 山頂手前にお花畑有り。 下山時、水晶小屋でおしる粉を注文。 黒部源流域経由で三俣山荘テント場に戻った。
夕食は5時からの山荘の食事で、暖かいみそ汁が飲めて満足。翌朝は出発が早いので弁当を注文。
三俣山荘テント場は山荘から離れているとの情報があったが、それほど遠くなく、双六テン場とほぼ同じくらいと感じた。夜間、トイレに行ったが、遠いとは感じなかった。


(11)2010年 8月 4日 黒部五郎岳(2840m)  (登4:34、下4:46)【登4:30、下4:10】
 8/4 三俣山荘テント場4:51 −6:00黒部乗越 −7:08黒部五郎小舎7:19 −8:37カールの中央 −9:13肩 −9:25黒部五郎岳山頂9:39 −9:53肩 −10:19カールの中央(休憩)10:30 −11:35黒部五郎小舎(食事)11:56 −13:15黒部乗越 −14:25三俣山荘テント場
 
 8月4日、注文しておいた弁当をテントの中で食べ(ただし、コンロを使っていないので暖かいもの無し)、サブザックでテント場を出発。 山荘で今日のテント代と夕食と明日の朝食の予約をしようとしたら、 今日、戻ってきてから申し込むようにと言われたので、出発。 テント場から黒部五郎岳へのまき道の所に新穂高駐車場で話をした兵庫の方がテントを張っていたので少々話(この方は100名山は完了し200/300名山を狙っているとのことで、前日、赤牛岳を往復したとのこと)をし、分かれた。 出発してまもなく雪渓を登って行く、朝早いので、雪渓はまだ固いので慎重に歩を進める。黒部五郎岳山頂 槍、穂高をバックに黒部乗越を過ぎ、反対側に出ると笠ヶ岳等が綺麗に見渡せる。しばらく尾根歩きが続き快晴で気持ちが良い。 黒部五郎小舎へは一気に下る。 小舎で買ったリンゴは美味しかった。 黒部五郎岳へはカールコースを進む。カールを徐々に登って行き、反対側の壁を一気に上ると肩に出る。太郎平からの登山道と合流し、ほど無く山頂である。快晴で、360度全て絶景である。写真を撮りまくり、下山する。黒部五郎小舎に戻った時には、山頂はガスに隠れてしまったいた。 比較的早い時間に山頂に立てたので幸運であった。 来た道をそのまま、三俣テント場に戻った。 夕食は今日も山荘の食事(5時50分)で、翌朝も弁当ではなく、ゆっくり山荘の朝食にした。
三俣山荘はテント泊者へも区別無く食事を提供していただけるので、我々のような体力が少々劣るものには、本当に助かります。
最初の計画では、この先、笠ヶ岳に登って、翌々日下山することにしていたが、かなり疲労しており、重いザック(笠ヶ岳ではテント場が離れているので山荘泊のつもりでテント装備は不要)を担いで笠新道を下るのは厳しいと考え、笠ヶ岳は次回に回し、明日は、三俣蓮華岳/双六岳に登って下山することに決める。下の写真は黒部五郎岳山頂からのパノラマ写真です。 左から薬師岳、剱岳、立山、奥に多分白馬岳、赤牛岳、水晶岳、鷲羽岳、槍ヶ岳〜奥穂高岳。
 


(12)2010年 8月 5日       三俣蓮華岳(2841m)   
(13)2010年 8月 5日       双六岳(2868m)   
 8/5 三俣山荘テント場5:57 −6:44三俣蓮華/巻道分岐 −7:05三俣蓮華岳山頂7:07 −7:57双六/中道分岐 −8:23双六岳山頂8:32 −9:03双六小屋水源で休憩9:06 −9:32双六小屋9:50 −10:48花見平10:55 −11:09弓折乗越 −11:29弓折中段 −11:49鏡平山荘12:19 −鏡池−12:54シシウドガ原 −13:14イタドリガ原 −13:30チボ岩 −13:48秩父沢出合 −14:23左俣林道出合 −14:44わさび平小屋14:57  −15:12笠新道入口 −16:06新穂高登山口
 コースタイム(【】内)との比較: 三俣テント場(1:08)【0:50】 三俣蓮華岳(1:16)【1:00】 双六岳(1:00)【1:00】 双六小屋(1:59)【1:50】 鏡平山荘(2:25)【2:40】 わさび平小屋(1:09)【1:15】 新穂高登山口 
 
 8月5日、テントを撤収し、4時50分頃、山荘の朝食の列に並ぶ。 並んだ順に5時からだが、直前で満席となり、早い人が食べ終わるのを待つ。朝は皆早いのでそれ程待つ事も無く、着席できた。久し振りの弁当以外の朝食、ただ、この時の一杯目のごはんはあまり美味くなく残念、おかわりのはまあまあ食べられた。
 三俣蓮華岳、双六岳も快晴に恵まれ、ここからの絶景は格別である。 (笠ヶ岳に行く場合は、三俣蓮華や双六は登らず、まき道を行く予定であったので、これらに登れて大満足である。)双六岳山頂
            三俣蓮華岳 槍をバックに

 双六小屋では、ヘリコプターでの荷卸しの最中で、小屋のご主人と思わしき人がヘリコプターからの風に注意するように声を掛けていた。 この四日間我々は快晴に恵まれ大満足(気温は高過ぎだが)であったが、その前は、天気に恵まれなかったと言っていたので、今回はほんとうに運が良かったようである。なお、この方は笠新道はかなり厳しいよともう一人の方に説明していたので、我々のレベルでは、今回、回避したのは正解であったと確信した。
笠ヶ岳へは、山荘1泊のザックで笠新道往復を別途計画する。
 新穂高温泉登山口駐車場に午後4時過ぎに下山(下山届けを提出)。
 下山後、平湯温泉ひらゆの森で四日間の汗を流し、松本経由で帰宅。途中、波田町でスイカを買うつもりでいたのだが、午後6時を過ぎており、店は一軒も開いていなかった。

(まとめ)
・今回、ザックの重量は15kg位だが、もっと軽くしなければ他の縦走コースには行けないと感じた。
・最終日、わさび平に着いた時に、左手にトゲが10数個刺さっていることに気が付く。それほど痛くは無いが、帰りの車の運転でハンドルを強く握ると痛む。 下山途中で転んだ時に咄嗟に掴んだ木で刺さったのだろう。やはり、下山時は手袋をした方が良い。
       
 


(14)2010年 8月23日       光岳(2591m)  (登8:13)【登7:20 小屋まで】
 易老渡駐車場5:19 −5:22易老岳登山口(登山届) −7:03光岳まで9.8Kの標識 −7:29面平(休憩)7:35 −8:30(休憩)8:41 −9:03光岳まで7.4Kの標識 −9:50(休憩)10:05 −10:15光岳まで5.7Kの標識 −10:32三角点通過 −11:00分岐 −11:02易老岳11:10 −12:05(食事休憩)12:20 −13:17静高平(水場)13:24 −13:32イザルヶ岳への分岐 −13:43光小屋14:01 −14:15光岳山頂14:35−14:51光小屋
 コースタイム(【】内)との比較:易老岳登山口(5:40)【4:30】易老岳(2:33)【2:50】光小屋
 8月22日午後青梅の自宅を出発し、午後6時に光岳登山口の易老渡駐車場に到着。10数台の車が駐車していたが、人はいない。車中泊組は、その後5〜6台が来た。駐車場にトイレできる場所はある。朝早く出発する為、早めに就寝。 
 8月23日、隣に駐車した秋田さんと話をし、登山届を出して出発する。 橋を渡り、いきなりの急登と暑さで汗ビッショリ、呼吸も苦しく休み休みでなんとか面平にたどり着いた。 更に易老岳まで厳しい登りが続き、標高差約1500m、コースタイムを1時間以上もオーバーし、やっと易老岳に辿り着く(11時2分)。 チョット前に出発した秋田さんもここで休憩していた。 光小屋には午後3時までに到着しないと食事が提供されない制約がある。 易老岳から光小屋までのコースタイムは、途中の三吉平までは1時間10分で、その先が1時間40分である。 まだ11時10分なので十分余裕がある。 易老岳を出発し、やや下り、その後登り返すが、なか光岳山頂 展望無しなか三吉平に着かない。 先行の秋田さんが休憩しているのが見え、2時間少しかかって13時17分にやっと三吉平に着いたと思い、これでは午後3時前に小屋に着けるか不安になる。 秋田さんに確認するとここはもう静高平の水場で、小屋まであと15分とのことで一安心。 どうも三吉平の標識を見落としてしまっていたようである。 この水場でペットボトルを満タンに。小屋に着き、手続き(1泊2食付寝袋無し¥6000)した後、光岳山頂へ。小屋から山頂まで15分。山頂はガスで展望無し。 光石にも行かず。
小屋は丸太作りでまだ新しく綺麗であるが、食事が非常に寂しい。自炊を推奨しているのに納得した。夕食4時半、朝食4時半。 夜、雷雨で近くに落雷があった。テント泊の人は心配だったろう。 


(15)2010年 8月24日/25日   聖岳(3013m)  
 8月24日 光小屋5:22 −5:34イザルヶ岳への分岐 −5:44イザルヶ岳 −5:51イザルヶ岳への分岐 −6:01静高平 −7:31易老岳7:35 −9:05希望峰(休憩)9:16 −10:03茶臼岳 −10:20茶臼小屋への分岐 −11:04お花畑 −11:53上河内岳の肩12:06 −12:16上河内岳山頂12:18 −12:25上河内岳の肩 12:55南岳(休憩)13:07 −14:16聖平小屋
 8月25日 聖平小屋5:03 −5:08分岐 −5:29薊畑分岐5:36 −6:23小聖岳6:25 −7:26聖岳(前聖岳)山頂7:55 −8:39小聖岳8:41 −9:13薊畑分岐9:25 −12:03西沢渡12:17 −12:51便ヶ島13:02 −13:30易老渡駐車場
コースタイム(【】内)との比較:光小屋(2:09)【2:35】易老岳(2:28)【3:25】茶臼岳(2:13)【2:30+】上河内岳(1:58)【2:00】聖平小屋(2:23)【3:40】聖岳(4:56)【5:55】便ヶ島
 
 8月24日、雨は止み、予定通り聖平に向けて出発する。 この日、小屋から聖平まで行くのは我々のみ。埼玉の小川さん夫婦が予定していたが、足の調子が悪く取り止めにし、聖平小屋への予約キャンセルを頼まれた。 秋田さんは下山し、明日塩見岳に上る予定(我々は明後日塩見岳)との事で、塩見の登/下山中にまた会うことになる。 易老岳までは、昨日の道をそのまま戻る。 易老岳からは、茶臼岳、上河内岳を経て聖平山荘へ向かう。 ここは、ほとんどが尾根歩きであり、昨日の易老岳までとは全く異なり爽快である。ただし、周りの山々にはガスが掛っていて良く見えない。 上河内岳からはガスが無ければ聖岳が綺麗に見えたのであろう。 少し、残念だが、明日の朝に期待することにする。 上河内岳から聖平小屋までは、2時間ほどだが、非常に長く感じた。小屋で手続きし、更衣室で着替えし、明日のサブザックも含め荷物を整理。また、明日は途中に水場が無いので、1Lづつ持つ。 夕食は午後4時半。午後7時前には寝袋に入るが、両隣の3名のイビキがウルサクほとんど眠れず。(この内2名は明日も泊まるらしい) 小屋のトイレは小屋から100m離れた場所に有るので夜間は足元に要注意。
 8月25日、ほとんど眠れず3時半頃から皆が徐々に起きだす。4聖岳山頂 時半少し前から準備ができ朝食。5時過ぎに小屋を出発、薊畑分岐にザックをデポし、サブザックで聖岳に向う。途中、テント道具等の重いザックを背負った大学生グループなどを抜き、聖岳山頂へ。山頂での絶景を堪能する。どうも本日一番だったらしい。こんなことは滅多に無い。
薊畑に戻り、ザックを回収して下山開始。 20分程下ると休憩している男性がおり、水を譲ってくれないかとの事。当方も二人で500ml2本(ここまでの4時間で1本づつ飲んだ)しかなく、これで3時間持たせねばならないので、200mlだけ譲った。
更に、下りると今月初めに北アルプスで三日間何度か挨拶したオジサンとバッタリ会い、挨拶した。特徴のスキンヘッドで直ぐに分かった。(名前は交わしていない) 下山路はすべり易く(石、木、小石)注意が必要である。何度か尻餅を付いた。 西沢渡では人力ロープウェイは使わず、橋を渡り。沢水で熱った足を冷やす。 この近辺はヒルに注意とのことだが、幸い狙われず。
便ヶ島に着き、聖光小屋でジュースか氷を売ってないか聞いたら、降りた正面に自動販売機が見えるだろうと、素っ気無い言葉。目に入らなかったので聞いたのに、この返事は無いだろう。 ここでは買いたく無かったが、仕方なく自動販売機でネクターを2本購入。無事、易老渡駐車場に戻る。
 聖岳と光岳の登山計画時に易老渡→聖岳→光岳→易老渡のルートと易老渡→光岳→聖岳→易老渡のどちらにするか考えたが、前者では1日目に聖岳に登るのは時間的に無理で、2日目に聖平小屋から戻って、聖岳に登る方法しかなく、3泊になってしまう。後者は2日目のコースタイムが10時間30分と長く1日で歩けるか少々心配だったが、尾根歩きであり、コースタイムより早く歩けるのではないかと考え、後者に決めた。 実際は、気持ちの良い尾根歩きでコースタイムより短い8時間48分で歩けている。 なお、易老渡から易老岳までの登りも厳しかったが、反対側の西沢渡から薊畑までの登りも同じように厳しそうである。
 飯田のほっ湯アップルで三日間の汗を流し、道の駅「花の里いいじま」へ。ここで車中泊とするが、午後10時を過ぎても暑くて眠れない。 明日登山予定の塩見岳の鳥倉林道駐車場の手前の夕立神パノラマ公園なら標高も高いので涼しいであろうと思い、向う。 ナビで案内された道路は崖崩れで通行止めで、迂回路を再設定して進む。この通行止めには少し慌てた。 夕立神パノラマ公園に着き、車中泊。他に一台もおらず、少々心細かったが、睡眠はできた。 翌朝、鳥倉林道駐車場に行くと数台の車の方々が出発の準備をしていた。この駐車場にもトイレがあり、水もある。車中泊はこの駐車場の方が良い。


(16)2010年 8月26日/27日    塩見岳(3052m)  
 8月26日 鳥倉林道駐車場(登山届)5:29 −6:11鳥倉登山口6:13 −7:18あと2時間の標識(休憩)7:20 −7:41 5/10標識 −8:04(水場)8:06 −8:13 7/10の標識 −8:32 8/10の標識 −8:35塩川小屋合流点 −9:04三伏峠小屋(休憩)9:16 −9:31三伏山 −10:35本谷山 −11:00(食事休憩)11:10 −12:14塩見新道合流点 −12:32塩見小屋
 8月27日 塩見小屋5:04 −6:09塩見岳西峰 −6:13塩見岳東峰6:23 −6:27西峰6:52 −7:30塩見小屋7:53 −9:23本谷山 −9:42(休憩)9:52 −10:28三伏山 −10:38三伏峠小屋 −11:02塩川小屋分岐点 −11:22(水場) −12:34鳥倉登山口 −13:12鳥倉林道駐車場
コースタイム(【】内)との比較: 鳥倉登山口(2:51)【2:35】三伏峠小屋(3:16)【3:20】塩見小屋(1:09)【1:20】塩見岳(5:42)【5:50】鳥倉登山口
 三伏峠小屋からは水場が無いので今日はペットボトル3本づつ持つことにした。 
 駐車場のゲートのポストに登山届を提出し、鳥倉登山口に向けて、林道を歩く。30分ほど歩くと後ろから車が迫ってくる。 見ると軽トラックに駐車場で準備していた方々が荷台に乗っており、後10分程度なので頑張るように言われる。ラッキーとは行かず。 軽トラックの運転手は登山届を回収していた。
 鳥倉登山口(豊口山コース登山口と呼ぶらしい)から、まず三伏峠小屋を目指して登る。案内標識も充実している。途中、下山してくる地元高森町の中学生100人が道を譲ってくれるので、あまり休めず。
三伏山から本谷山への道で、上の方から秋田弁が聞こえ、直ぐに秋田さん(名前は渡辺さんとのこと)とわかり、10分ほど話をして、またどこかの山でお会いしましょうと別れた。(秋田さんは、昨日、午後山頂に行ったが、ガスで見えず。今朝、再度登って来たとの事)
塩見小屋に着くとやはりガスが出ているので、山頂へは明日登ることにし、小屋の周辺で寛ぐ。暫くすると名前を呼ぶ人がいたので聞くと隣の羽村市の方で今日3時過ぎに高速に乗り、来たとの事。3000メートル以上を登っていると言っていた。その後、いろいろと話をした。名前はウエダさんとタブチさん塩見岳東峰山頂か? 隣の市なので多分、どこかでお会いすることがあるでしょう。 
なお、小屋からペットボトルの水を1本支給していただいた。 この水は、小屋の女性が午後6時頃に1時間かけて下の水場からポリタンクで担ぎ挙げていた。 小屋では入口横の個室(と言っても畳1枚程度)を与えられ良く眠れた。(聖平小屋のようなことは無かった)
 翌朝、ザックは小屋に預け、サブザックで5時過ぎに山頂に向けて出発。1時間少しで山頂へ。山頂からは富士山、北アルプス、中央アルプスまで見え、すばらしさに感激。 暫く、この山頂に居た。
直ぐ前に登った女性の方が岩場なのでストックを途中に置いて登ったが、下りてきたら無くなっていて、小屋にも届いていない。 誰かが持っていってしまったらしい。
下山は危険箇所も無く、ほぼコースタイムで鳥倉登山口へ。
 塩見岳登山の計画時は、塩川からのコースもあるが、通行止めとのことであったので鳥倉林道コースに決めた。 塩見小屋は完全予約制なので数週間前に予約。 なお、塩見小屋を使わない場合は、三伏峠小屋でテント泊し、翌朝4時頃に出発すれば、ガスがまだ出ない9時頃には塩見岳山頂に立てそう。
 松川温泉清流苑で入浴し、道の駅「花の里いいじま」で車中泊。夜半過ぎに案内所の前に陣取る10数名のグループの会話がウルサク、良く眠れず。

  
(17)2010年 8月28日       木曽駒ヶ岳(2956m)  宝剣岳(2931m)
 菅の台駐車場6:15(バス) −6:45しらび平駅7:00(ロープウェイ) −7:10千畳敷駅7:15 −7:57乗越浄土 −8:18中岳 −8:42木曽駒ヶ岳山頂8:55 −9:15中岳 −9:25宝剣山荘 −9:44宝剣岳山頂9:49 −10:09乗越浄土 −10:40千畳敷カール中央 −10:50千畳敷ロープウェイ駅11:02 −11:12しらび平駅11:27 −11:45菅の台駐車場
 4時過ぎに簡単にパンを食べ、5時過ぎに菅の台駐車場に到着。 既に100人以上のバス待ちの行列ができており、準備して最後尾に並ぶ。 暫くして、チケット売り場の別の列があることに気付き、政がチケットの列に並ぶ。5時40分頃にチケットの販売を開始した。三台目の臨時バスに乗り込む。その後は順調に千畳敷ロープウェイ駅へ。 パンを半分づつ食べて登山開始。約1時間30分で木曽駒ヶ岳山頂へ。山頂の神社にお参りする。 宝剣岳はどうするか祐に聞くと”登る”と言うので、途中の場所にストックを置いて岩場をよじ登る。 山頂の一番上は直径1メートル位で、そこまでは上がれないが、十分満足。 下山は、千畳敷カールの遊歩道を経て千畳敷駅へ。まだ、11時なので、ロープウエイもバスもほとんど待たずに菅の台駐車場に戻る。
 駐車場を直ぐに出て、近くのソースかつ丼店「東右衛門」へ。 なお、この近くの温泉は混雑していると思われるので、昨日の清流苑へ行く。 帰路の中央道は混雑するのでここで長い時間休憩し、夜中に走ることにした。
      木曽駒ヶ岳山頂        宝剣岳山頂
         木曽駒ヶ岳山頂                         宝剣岳山頂


(まとめ)
 今回の登山旅行は、最初の計画では空木岳の池山尾根からの日帰り登山も入れ、ここを中野の河村さん夫婦と一緒に登山しようと考えたが、10時間以上のコースタイムでは、日帰りは不可能で、途中で中止をお願いした。別途、山荘/避難小屋泊などで計画することにする。
 なお、後日、静岡県の方が9時間30分で日帰りしているWeb報告があったので、7月or8月初旬なら日帰りできそうである。
 なお、今回は主に山ケイの地図を使用したが、やはり昭文社の地図の方が私には合っているようである。易老渡から面平まで山ケイでは1:30、昭文社では2:00、実際には2:07。この間かなりきつく、山ケイタイムを大きくオーバーしたので、精神的にも参ってしまっていた。昭文社の地図を見ていれば、それ程落ち込まなくても良かったのだが。。。 精神的な落ち込みはあまり影響無いかな???

  
(18)2010年 9月 1日   奥多摩 御岳山〜日の出山
  JRで御岳駅へ、徒歩45分で滝本駅へ、滝本駅からはケーブルに乗らず杉並木を1時間弱でケーブル上駅。 その後、日の出山へ登り、梅の公園へ下山し、徒歩で帰宅。
 御岳のレンゲショウマを見に行った。確かに関東一の群生地との事で、数多く咲いていた。
 8月初旬の北アルプスで、三俣山荘で夕食時に隣合わせた安曇野の穂高から来ているという夫婦と話をした際、東京の御岳までレンゲショウマを見に車を飛ばして見て来たと言われたが、当方地元なのに見たことも無く、何とも言えず、恥ずかしい思いをしたので、この際だから見ておこうと出かけた。

  
(19)2010年10月 2日   高妻山(2353m)  (登5:24 下4:19)【登4:40 下3:25】
 戸隠牧場駐車場6:05 −登山届ポスト6:09 −7:52一不動(休憩)7:58 −二釈迦 −8:25三文殊 −8:43四普賢 −9:05五地蔵9:10 −9:14五地蔵山 −9:18六弥勒 −9:26七薬師 −9:56八観音 −10:11九勢至 −11:26十阿弥陀 −11:33高妻山山頂(食事)12:11 −12:16十阿弥陀 −12:57九勢至13:01 −13:12八観音 −13:41七薬師 −13:49六弥勒 −13:55五地蔵 −四普賢 −14:29三文殊 −14:38二釈迦 −14:45一不動14:57 −16:05登山口ゲート −16:30登山届ポスト
 高妻山の登山口になる戸隠牧場駐車場で長野の河村さん夫婦と待ち合わせし、一緒に登山する。 河村さん夫婦は登山のスピードが速いのでいつもは我々が先に登り、後から河村さん夫婦が追いかけてくるパターンだが、今回は登山口から一緒に登ることになった。
 戸隠牧場の中を通り、沢を何度か渡り、鎖場を登ると例の一枚岩(帯岩と呼ぶらしい)をトラバースする場所に出る。 ここを鎖などを利用し慎重に渡る。氷清水で水を飲み、少し登ると一不動避難小屋に出る。小屋の外にはベンチなどの座って休む場所が無いので立ったまま休憩。 一不動からは稜線歩きになり、山頂までいくつかのピークを越えねばならないのが見える。 また、頂上直下はかなりの急登である。 五地蔵の辺りで両足の脹脛に違和感を感じ、着けていたスパッツの紐(ゴム)を緩める。(普段はスパッツは着けていない) 八薬師の辺りでは、不安になり、スパッツを取り外した。 九勢至を過ぎて少しすると凄い高妻山山頂急登になり、両足の腿の付け根が痙攣して思うようには登れなくなってしまった。 歩けないほどの酷い痙攣ではなかったので、ゆっくり休み休み登り、何とか山頂に立てた。 天候は良く、北アルプスも見えていた。 山頂で食事をし下山する。 山頂直下は急な下りであり、慎重に下った。 一不動では空腹でたまらず避難小屋の中でオニギリを食べる。 一不動には、戸隠山を下山してきた人が大勢居た。 一枚岩のトラバースや鎖場も慎重に下る。 登山口ゲートに下り、戸隠牧場に入り、放牧されている牛の脇を通り、登山口に戻る。 登山口ゲートでは放牧されている牛の写真を撮ったりしてかなりの時間遊んだ。 ただし、下山時のコースタイム3:25はかなり厳しい値である。 私は気が付かなかったのだが、下山途中に戸隠牧場への別の道が有ったとのことで帰ってから調べてみると確かに戸隠牧場の登山ゲートから六弥勒までの弥勒尾根新道と言う道が2008年頃にできたようで30分ほどコースタイムが短いようである。 登り/下りのどちらかは弥勒尾根新道を使ったほうが良かったような気がする。 登る前に良く調べておくべきだった。
 足の痙攣は過去に七峰縦走時に左足の大腿四頭筋の痙攣を経験しているが、今回の両足付け根の筋肉の痙攣は初めてである。 原因は 1.高妻山の難易度が高いこと 2.久し振りに使ったスパッツで締め付けた為 3.先週の1週間体調を崩して寝ていた為  が考えられる。  なお、この付け根の筋肉は縫工筋と呼ぶ部分か?
  
(20)2010年10月 5日   妙高山(2454m)  (登4:34 下3:08)【登4:40 下3:10】
 燕温泉登山口駐車場(1150m)6:07 −登山届ポスト6:13 −湯道の入口 −6:59赤倉温泉源泉管理小屋 −7:08湯道から登山道へ −7:30麻平への分岐(下) −7:33麻平への分岐(上) −7:56(5分休憩)8:01 −8:16胸突き八丁 −8:39天狗堂(天狗平)8:50 −光善寺池 −9:19風穴 −10:00鎖場の下 −10:47妙高山山頂11:02 −11:38鎖場の上 −11:44鎖場の下 −12:11風穴 −12:22光善寺池 −12:29天狗堂12:34 −12:48胸突き八丁 −13:15麻平への分岐(上) −13:17麻平への分岐(下) −赤倉温泉源泉管理小屋 −13:55湯道の入口 −14:10登山届ポスト
 去年の10月中旬には、燕温泉登山口まで来て、降雪の為、登山を諦めた。 また、昨日は雨の為、この近辺を一日ブラブラしていた。 妙高はどうも天気に恵まれないのか? でも、今日はやっと天気も良くなったので登る事ができる。 燕温泉登山口駐車場に5時15分頃着いた。 車が1台止まっているが、人は居ない。 初めての山なので、他の登山者の後をついて行きたいが、6時近くになっても、他の登山者は来ない。 仕方なく、6時に準備を始め出発する。 駐車場にあった地図には、麻平を通る妙高縦走線がメインルートで、地獄谷ルートがサブルートの様に書かれていたが、事前に決めていた地獄谷ルートとする。 まず、惣滝展望台方面と書かれた方向に進み、黄金の湯の脇をとおり、コンクリートの道を約20分登ると湯道の入口に着く。ここには「↑登山道方面 小さい字で登山道ではありません」と書かれた標識がある。 ここから赤倉温泉源泉管理小屋までは巾1メートル弱のコンクリの道である。 このコンクリの道を湯道と呼ぶのでしょう。 赤倉妙高 北峰温泉と燕温泉の微妙な関係なのか? なお、一部分には登山者はコンクリの道でなく直ぐ下の石の道を通る旨の案内がある。 管理小屋から少し登るとコンクリは無くなり、光明滝、称名滝の脇を通る。 この辺りから登山道になる。 少し進むと麻平からの妙高縦走線と合流する。 傾斜もきつくなり、ゴロゴロした石の登山道を約1時間登ると「胸突き八丁 天狗堂まで200mで30分」と書かれた標識に出る。 天狗堂は赤倉温泉からの登山道の合流地点である。 ここで休憩していた夫婦から昭文社の地図では天狗平から山頂まで2時間と聞く。 少し進むと光善寺池に出、更に登ると「風穴 妙高山頂まで1.0k」と書かれ標識があり、鎖場下部には「鎖場 山頂まで500m」と書かれた標識がある。鎖場はやや長いがステップが切ってあり、問題は無い。私は鎖場の少し手前から息切れがして休み休みの登りとなる。 岩場を登り切ったところが山頂と思ったが、そのような標識は無く、更に奥に進み、三角点の有る山頂の標識にたどりついた。 残念ながらガスが掛っ妙高大神 南峰ていて回りは何も見えない。 しかし、見た目には標識の有る場所よりも最初の岩場を登りきった場所(下の写真 妙高大神)の方が高い。 調べてみると妙高山の標高2454mは妙高大神のところで南峰と呼び、三角点の有る山頂の標識のあるところは2445.9mで北峰と呼ぶらしいが、北峰に2454mの標識を置いてあるようだ。
百名山と言うのに登山者が少ない。 今日の登山者は、先に登っていた1組2名(途中で下山)と後から登ってきた4組5名で我々も含め6組9名だったようである。
 下山は、同じ道をそのまま下山する。 この位の標高なら下山時は普通、息切れはしないのだが、今回は鎖場の少し下まで息切れし休み休み下った。 源泉管理小屋付近で作業している方が温泉の水は飲めると言うので飲んでみた。 鎖場から上の部分ではかなり息切れしていたが、ほぼコースタイムで登山できた。
 下山後、関温泉で入浴し、明日/明後日の会津駒ヶ岳/越後駒ヶ岳登山の為、栄村、十日町を経由して小出まで行く。 小出で明日の天気予報を確認すると午前中は雨なので、登山は諦め、関越道に乗って帰ることにする。 途中、赤城高原SAで仮眠するつもりで、車を走らせるが、沼田の手前から前が見えないほどの豪雨に見舞われた。 
 
(21)2010年10月16日   長峰山(933m)
 この日は、大町マラソンの前日と言うことで、せっかく大町まで行くのだから、北アルプスを綺麗に見渡せる展望台に行きたいと思い、探してみたら長峰山が出てきた。 ここは山頂の駐車場まで車で登れると言うので行ってみた。 山頂のスペースを利用してチェーンソーカービング大会が行われていた。 日本のトップクラスの方が参加していたと言うことのようです。  中央の凹んだところが常念乗越で、左が常念岳。(天気がもっと良ければ常念乗越のところに槍が見えるらしいが、本当なのか?) 芝生の広場があり、その先にハングライダーのジャンプ台がある、この光景はテレビドラマで見たことがある。 なお、北アルプスの展望台としてはもうひとつ”大町市鷹狩山展望台”と言う場所が有名のようだが、今回は見送った。
              
  
(22)2010年11月13日   両神山(2454m)  (登3:56 下3:16)【登3:30 下2:30】
 自宅出発6:50 −7:29両神温泉薬師の湯 −8:20日向大谷登山口第3駐車場8:31 −8:33登山口 −8:44登山届ポスト −9:14七滝沢コース分岐 −10:06八海山の標識(清滝小屋まで0.8km) −10:32弘法の井戸 −10:40清滝小屋(休憩)10:57 −11:12七滝沢コース合流点鈴ガ坂 −11:39横岩 −11:53両神神社  −12:29両神山山頂12:42 −13:03途中の尾根で食事1:36−13:41両神神社 −13:48横岩 −14:00七滝沢コース合流点鈴ガ坂 −14:10清滝小屋(休憩)14:18 −14:25弘法の井戸 −八海山の標識 −15:10川原で休憩15:15 −15:28七滝沢コース分岐 −15:55登山届ポスト −15:58登山口 −16:00日向大谷登山口第3駐車場 −16:20両神温泉薬師の湯 −18:35帰宅 
 長野からの河村さん夫妻と両神温泉薬師の湯で待ち合わせし、日向大谷駐車場へ。着いた時は第3駐車場の入口付近に車を止めるスペースが有り、止める事ができた。 直後の車と軽1台は駐車できたが、それまで。 もっと遅かったら路肩駐車になった。
 8時33分日向大谷登山口から登山を開始する。 八海山の標識に清滝小屋まで0.8kmと書いてあり、かなり進んだ頃に、清滝小屋まで30分との標識が出てきてがっかりする。 2時間以上かかって清滝小屋に着いた。この間ほとんど休憩無し。 清滝小屋でトイレ&菓子などで小腹を満たす。 七滝沢コースとの合流点(産体尾根と書かれていた)まで登ると、山頂が見える。ここからは、鎖場など、かなりの急登になり、しばらく登ると両神神社に出る。 前回は登山靴の紐を一番上まで締めた為、足が痺れてしまい、その後は常に一番上までは締めないようにしている。 今回のそのようにしたのだが、この両神神社に来たときに右足に少し痺れが来たので、少し停止。 休憩するような歩け両神山の山頂ない状態では無いので、登山を開始するが、山頂まであと少しのところで右足の大腿四頭筋が攣ってしまい、止まって伸ばす。数分伸ばして動かせるようになった。足がこのような状態なので慎重に進み、山頂へ。狭い山頂には団体など20数名が居た。一応富士山も見えている。 山頂近辺には食事するような適当な場所が無いので、下山を開始し、両神神社の手前の尾根で食事する。 食事には30分以上かけたが、鎖場など慎重に下り、午後4時に下山した。今回の登山時間は3時間56分、下山時間は食事の時間を除き2時間43分である。 5年前は登山時間4時間9分、下山時間2時間58分でそれぞれ10数分短縮されているが、コースタイムの3時間30分と2時間30分とは大きな開きがある。
 

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