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2009年  一覧 
(1) 2009年 4月19日  七峰縦走
(2) 2009年 5月 9日  伊吹山 
(3) 2009年 5月10日  大山 
(4) 2009年 5月11日  霧島山(韓国岳) 
(5) 2009年 5月12日  開聞岳 
(6) 2009年 5月13日  宮之浦岳 
(7) 2009年 5月15日  阿蘇山 
(8) 2009年 5月16日  祖母山 
(9) 2009年 5月16日  九重山 
(10)2009年 5月18日  石鎚山 
(11)2009年 5月19日  剣山 
(12)2009年 7月 1日  後方羊蹄山 
(13)2009年 7月 3日  利尻岳 
(14)2009年 7月 5日  羅臼岳 
(15)2009年 7月 6日  斜里岳 
(16)2009年 7月 8日  雌阿寒岳 
(17)2009年 7月11日  大雪山(旭岳) 
(18)2009年 7月12日  十勝岳 
(19)2009年 7月13日  トムラウシ山 
(20)2009年 7月18日  岩木山 
(21)2009年 7月20日  岩手山 
(22)2009年 7月20日  八幡平 
(23)2009年 8月20日  富士山 
(24)2009年 9月10日  荒島岳 
(25)2009年 9月11日  白山 
(26)2009年 9月21日  鳳凰三山 
(27)2009年 9月22日  金峰山 
(28)2009年10月10日  火打山 
(29)2009年10月11日  戸隠山(蟻の戸渡り見学)
(30)2009年11月 1日  御岳から日の出山(奥多摩)
(31)2009年11月 8日  高水三山  /新宿青梅かち歩き(第81回)
(32)2009年11月22日  雲取山 

2009年 山行報告 

(1)2009年4月19日       七峰縦走 

 小川町スタート6:05 
 寄居ゴール17:03  


 今回は、官ノ倉山登りではそれほど渋滞せず、更に官ノ倉山チェックポイントでは、竹沢ルートとの合流で昨年は非常に渋滞したが、今回はスムーズに通過した。全体を通して渋滞した箇所は無し、強いて言えば秩父高原牧場でソフトクリームを買うのに5分位並んだことか。休憩は和紙の里で大福を一つ、萩平の手前の山の入口で、右足の裏のマメを手入れ、笠山の途中で息切れし水飲み、笠山峠でオニギリ一つ、旧定峰峠でオニギリ一つ、秩父高原牧場でソフト、皇鈴山でマメの箇所にバンドエイド、登谷牧場で牛乳、釜伏峠で「日本水(やまとみず)」、「きゅうりの漬物」、「梅干」。
 和紙の里から笠山への林道の途中で右足の裏が痛くなる。靴に石が入ったのか?と思い、靴を脱いできれいにしてみたが、痛みは治まらない。笠山峠でのオニギリ休憩時に靴下を脱いで見ると古いマメが潰れ、その周りに影響している。この影響でこの箇所に大きなマメが新たに出来、最後の10kmのアスファルト道路では痛みが酷く大変であった。なお、剣ヶ峰の階段の手前で右太ももの尻に近い部分に痙攣がおき、少し立ち止まる。左膝の痛みはところどころで発生したが、最後の登谷山からのコンクリート上の下りでは、そのままでは下りられず、休み休みとなる。
 ゴールでは去年のような横断幕は無かったので写真は撮らず、カードに記名してから景品をもらう為の列に並んだので余計な時間を使う。寄居駅には17時33分頃到着、31分発に乗れず、1時間後の18時40分発となる。その後乗換もスムーズで20時10分頃には帰宅。   

(2)2009年5月9日(土)〜20日(水) 九州、中国、四国の10座 

 伊吹山、大山、韓国岳、開聞岳、宮之浦岳・縄文杉、阿蘇山、祖母山、九重山、石鎚山、剣山
     →詳細報告へ    →走行地図

   


(3)2009年6月30日(火)〜7月21日(火) 北海道、東北の11座 

 後方羊蹄山、利尻岳、羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳、大雪山、十勝岳、トムラウシ山、岩木山、八幡平、岩手山
     →詳細報告へ    →走行地図

   


(4)2009年8月20日(木)   富士山

 前日午後、家を出発し、午後6時に富士吉田口5合目駐車場へ (5時過ぎの料金所では五合目駐車場は満車で500m並んでいるとの情報であったが、6時に着いた時はかなり空きが有った。)
 食事をし、車内泊。
4:40五合目駐車場出発 
4:56富士吉田口登山口  
5:20六合目 
  (七合目花木や) 
6:27七合目日の出館 
6:33七合目トモエ館 
6:44七合目鎌岩館 
6:53七合目富士一館  
7:07七合目鳥居荘  
7:19七合目東洋館 
8:07八合目太子館 
8:19八合目蓬莱館 
9:11八合目白雲荘  
9:34八合目元祖室3250m (政は本八合目の手前でリタイアを決める。本八合目で待機)
10:03本八合目富士山ホテル(胸突き八丁)  :政は10:15頃祐のみ富士山頂へ 
10:07本八合目トモエ館    :祐のみ山頂へ向かう
10:21八合五尺         :祐のみ
10:44九合目近くの鳥居通過 :祐のみ
10:46九合目通過        :祐のみ
11:09頂上近くの鳥居通過   :祐のみ
11:10山頂11:30         :祐のみ
11:52本八合(待っていた政と合流) 
12:02下江戸屋 
13:02七合目  
13:32六合目  
13:45登山口  
14:01駐車場  
 政は七合目東洋館あたりでかなり息が苦しく何度も立ち止まり、深呼吸する。八合目までは何とか頑張ったが、本八合目を目前にして、この調子では、山頂は不可能と判断し、祐に一人で山頂に行くように促す。(このように政が途中リタイアするのは3回目 7勝3敗) 政は富士山ホテルで待機。
(政は数日前から体育館でのトレーニング時に、100mくらいジョギングすると息が上がってしまう状態になっていたので、体調が万全とは言えず、自重した。)

   


(5)2009年9月10日  荒島岳  (登3:08、下2:22)【登3:20、下2:20】

 9/9 17:10自宅出発 −20:33恵那峡SA(車中泊)9/10 4:55出発 −6:16白鳥IC出  
−7:02勝原スキー場駐車場 準備し勝原コースを登山開始7:16 −8:52山頂まで2Kの標識通過 −9:24シャクナゲ平 −9:40荒島岳まで1.Kの標識通過 −10:24山頂 軽く食事10:35 −11:19シャクナゲ平 −12:57登山口駐車場
 1:05勝原駐車場出発 途中白峰総湯で入浴し16:09市ノ瀬ビジターセンタへ


 勝原(カドハラ)駐車場には先客は2台のみ。スキー場のリフトの脇の道を登っていく。関係車両がここまで入っていた。ここからは石ころの登山道で歩き難い。まもなく、シ荒島岳山頂ャクナゲ平まで2kmの標識が出てきたが、この後シャクナゲ平になかなか着かず、非常に長く感じた。(実際には32分であり、妥当な時間である。登山道の雰囲気の影響か?) 途中白山を見渡せるポイントが有ったが、生憎雲で見えず。
 シャクナゲ平からは一旦下り、登り返すが、やや急登になる。荒島岳山頂は雲に隠れて見えない。シャクナゲ平から一時間ほどで山頂へ。 ガスで何も見えず(山頂にあった白山方向の写真をデジカメに撮る、写真が青み掛かっているのはホワイトバランスの設定を間違った為)、軽く食事をして下山した。(山頂では他の登山者と一緒にならなかった)
 非常に下りずらい(石ころなどですべりやすい)道で政は3回、祐は1回尻餅をついた。なお、政は浮いた金具(昔、木を固定していた金具で木が無くなったものと思う)を踏み、危なく捻挫するところだった。 普通は登山時コースタイムをオーバー、下山時はやや下回るのだが、この山は登山時やや下回り、下山時ややオーバーした。
 百名山の割りに寂しい山で、あいさつしたのは登りで3組、下りで5組くらいである。

 下山後、翌日の白山登山に備えて、勝山のコンビニで食料を調達し、白峰総湯で入浴して、市ノ瀬ビジターセンタへ。 白山登山口の別当出合では駐車場が離れているとの情報があったので、このビジターセンタで車中泊する。ここはトイレ(照明あり)は駐車場の前で、飲料水も建屋の横にある。また、ビジタセンタの前の照明が夜間ずっと点いていた。車中泊組は他に居なかったが、横に永井旅館があるのでそんなに物騒ではない。(ビジタセンタから別当出合のゲート手前の道路脇の駐車帯まで車で17分で、早朝ならここに駐車できる。遅くなると約50m下った駐車場になる。) 


(6)2009年9月11日  白山  (登4:55、下3:10)【登4:40、下3:00】

 5:43市ノ瀬ビジタセンタ出発 −6:00別当出合ゲート前駐車場 準備し 出発6:05 
登り/下りともに砂防新道
−6:15別当出合登山口出発 −6:56中飯場 −7:35別当覗き −8:14甚ノ助避難小屋1970m 8:22 −8:46南竜ヶ馬場分岐8:46 −9:35黒ボコ岩2320m −10:04室堂ビジターセンタ(祐は15分前に到着)10:17 −10:44高天原通過 −11:10白山山頂 食事 11:36下山開始 -12:01室堂12:20 −12:32黒ボコ岩通過 −13:13甚ノ助避難小屋13:22 −13:50別当覗き −14:16中飯場 −14:46別当出合登山口 -15:00駐車場 
 15:06駐車場を出発し、16:40加賀保養所へ


 別当出合ゲート前駐車場から登山口までは数分。 別当出合登山口でトイレを済ませ、出発し、つり橋をビビリながら渡る。 約快晴の白山御前峰2時間で甚ノ助避難小屋へ。 南竜ヶ馬場分岐では左側に進み、やや険しい登りを経て黒ボコ岩にたどり着く。 黒ボコ岩からは木道の整備された弥陀ヶ原に出る。 頂上の御前峰が見渡せる。 室堂ビジターセンタは見えないが、30分ほどで突然ビジタセンタが現れた。
 室堂から御前峰まではコースタイム40分であるが、標高2500m以上ではやはり息苦しくなり途中休み休みで1時間弱かかった。 山頂では快晴である、残念ながら北アルプス方面は雲で望めなかったが充分に堪能できた。
 当初、下山はお池巡りコースを考えていたが、宿泊予約している保養所のチェックイン時間が遅くなる為、今回は来た道をそのまま下りることにした。
 全般的に登山道は整備されていて危険と感じるところは無い。(一部落石に注意する箇所があったが。。。) また、すべるようなことも無く、気持ちの良い登山道である。


(7)2009年9月20日、21日   鳳凰山  
   (9/20はドンドコ沢を登り、鳳凰小屋でテント泊、9/21は鳳凰三山を巡り、ドンドコ沢を下山)              

 9/20 自宅出発4:00 −青木鉱泉駐車場6:44 −青木鉱泉6:58 −8:40南精進滝入口(滝を見学) −8:52から五分休憩 −9:13鳳凰の滝下入口 −9:19鳳凰の滝上入口 −10:18白糸の滝入口(滝を見学) −10:49五色滝下入口 −11:00五色滝上入口11:10 −12:15鳳凰小屋 (登5:17)【登5:20】
 9/21 鳳凰小屋出発4:12 −5:10地蔵岳(日の出時刻5:28)5:53 −6:00赤抜沢ノ頭(朝食)6:25 −鳳凰小屋への分岐 −7:40観音岳8:03 −8:29薬師岳8:48 −9:18観音岳 −9:36鳳凰小屋への分岐 −10:08鳳凰小屋                          (登5:56)【登5:10】
(テント撤収及び昼食)11:45 −12:22五色滝入口 −12:42白糸の滝入口 −13:19鳳凰の滝入口 休憩13:24 −13:49南精進滝入口 −15:13ドンドコ沢/中道コースの分岐点通過 −15:17青木鉱泉 駐車場                                   (下3:37)【下3:50】
 −ゆーぷるにらさき −道の駅「まきおか」へ


 自宅を午前4時過ぎに出発し、日の出ICから県央道に入る。シルバーウィークとホリデー割引で高速道は車が多い。韮崎ICで出るので、その前の双葉SAに寄ろう(5時頃)としたが、SAの誘導路に入った途端、渋滞し駐車場に入れそうも無い。登山開始時間が遅くなってしまうので、仕方なくそのままSAの出口方向に向かい、高速に戻り、韮崎ICでアウトし、近くのコンビニに入った。
 青木鉱泉までの道は、インタネットで書かれている舗装道路を使用。途中、落ちていた木の枝が車の下に入り、引っ掛かって出てこない。仕方なく車を止めて、車体の下に手を入れて木の枝を取り除こうしたら、左手人差し指が車体に触れ、火傷地蔵岳してしまった。7月の北海道旅行ではお湯で大きな火傷を負ったが、今回は約5mm*40mm程度と小さい。ただし、痛みがかなりあるが、我慢するしかない。
 青木鉱泉では二日間の駐車場代金1500円を支払い、登山届けを提出し、出発。すぐに山側と沢側の分岐があるが、もちろん沢側を進む。更にドンドコ沢ルートと中道ルートの分岐でドンドコ沢に進む。(前日までは中道ルートを登り、初日に三山を登って、鳳凰小屋テント場まで来る計画であったが、前夜いろいろな方の報告を読んでいたら、中道ルートの登りはかなり厳しく、私のレベルではテント一式を背負っては不可能と判断し、ドンドコ沢ルートに変更した。)
 途中、四つの滝があるが、鳳凰の滝と五色滝の見学は時間の都合でパスした。なお、初日は鳳凰小屋でテントを張り、長野からの河村さんと合流して地蔵岳に行く予定であったが、途観音岳 後ろに北岳中で話をした人が、明日、御来光を見に地蔵岳に登ると言う、その手も有りだと思い付き、合流した河村さんにその話をし、初日は何処にも登らず、翌日、地蔵岳、観音岳、薬師岳の鳳凰三山に登ることに予定を変更した。(昨年は、初日に地蔵岳に登り/下りし、反対側に見えるほぼ同じ高さの観音岳をまた翌日登り返さねばならないのかと言う気持ちになってしまい、結局二日目は止めてしまった。)
 テント場は一杯になった。夜は近くのテントからの鼾がうるさく閉口したが、耳栓をして何とか少し眠ることができたので、睡眠不足の事態には陥っていない。
 4時に起き、鳳凰三山を巡って、午前中にテント場に戻ってくる予定なので、荷物は最小にして男性陣がザックを担ぎ、4時過ぎに出発。約1時間で地蔵岳に。御来光を少し待つ。山頂で薬師岳 後ろは白峰三山は西からの風が強く、寒い。 朝食をする為に、風の弱い適当な場所を探したが無い。 赤抜沢ノ頭まで来ると風が弱くなり、ここで食事とした。ここからの展望は素晴らしく甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳など全てが望める。
赤抜沢ノ頭から観音岳、薬師岳への稜線歩きは爽快である。白峰三山を横に見ながらの歩きである。
荷物が少なかったので比較的楽であった。(中道ルートからの重い荷物を背負っての行動であったら、この稜線歩きも周りの景色を見るような余裕は無かったであろう。)
 鳳凰小屋に戻りテントを撤収して、ドンドコ沢を下山したが、この下りは結構キツイ、登山時にはそれほど厳しい登りには感じなかったが。。。 かなり、急な下りであり足がガタガタになった。 昨年は御座石鉱泉ルートを登山/下山したが、これに比べドンドコ沢の下山ルートはかなり厳しいと感じた。


(8)2009年9月22日  金峰山  (登2:12、下1:55)【登2:30、下2:00】
              (大弛峠から金峰山山頂を往復)

 道の駅「まきおか」5:00 −大弛峠駐車場登山口6:29 −7:03朝日峠 −7:41朝日岳7:43 −8:09鉄山 −8:41金峰山山頂(五丈石) 軽食9:43 −10:15鉄山 −10:40朝日岳 −11:12朝日峠 −11:38大弛峠駐車場登山口


 朝6時過ぎに大弛峠駐車場に着く。山梨県側の駐車スペースは空き無し。長野県側の舗装されていないスペースは少々空きあり、ここに駐車する。前夜からの泊り込みの車が20台くらいあったのであろう。右側の崖の上のスペースには複数のテントも張られていた。
 登山の準備をし、50m位奥の水場でペットボトルに水を入れ、トイレを済ませ出発する。午前中に下山してくる見込みであり、荷物は最小限にして今日は女性陣にザックを担いでもらうことにした。(男性陣は何も担がず)
 登山口では、前日に登ったという所沢ナンバーの車の夫婦に写真を撮ってもらった。(下山した11時にもまだこの夫婦はこの場所で寛いでいた)
 四年前にはミズガキ山荘側から登り、へろへろになって五丈石にやっと辿り着いた苦い金峰山であるが、今回の大弛峠からの登山道は高低差も200メートル強でアップダウンが少なく、危険な箇所も無く比較的容易で、展望も良い。天候にも恵まれた山行であった。
 五丈石には、祐と河村夫婦が挑戦したが、上の二段を残し、断念した。(右の写真) なお、政は最初から挑戦する気も無く、下でカメラマン。 一時間程山頂に居たが、誰も上までは登らなかった。(四年前に来たときは二人が一番上まで登っていたが、何処から登ったか思い出せなかった。)
    金峰山山頂       五丈石に取り組む3人


(9)2009年10月10日  火打山  (登5:46、下4:11)【登5:05、下3:40】

 笹ヶ峰登山口出発5:57 −6:49黒沢橋6:56 −7:34十二曲の標識 −8:34富士見平 −9:29高谷池ヒュッテ(休憩)10:00 −10:15天狗の庭 −10:55雷鳥平 −11:43(祐と河村さんは11:40)山頂11:50 −12:19雷鳥平 −(途中で食事0:25) −13:17天狗の庭 −13:30高谷池ヒュッテ −14:15富士見平 −14:57十二曲の標識 −15:23黒沢橋 −16:01笹ヶ峰登山口


 トイレを済ませ、準備完了後出発。(水洗トイレの水が流れて火打山の山頂おらず閉口した。後から来た人はどうしたかな?) 登山道はしばらくは木道となっているが滑りやすく、慎重に歩く。十二曲がりの標識を過ぎ、登っていると後ろからKさん夫婦が追いついてきた。ここからは4人で登山する。高谷池ヒュッテまでの約3時間30分はほぼコースタイムである。 山頂はガスがかかっていて見えない。天狗の庭を過ぎて登りになるが、この頃から雪が降り出す。山頂までの最後の登りで政は苦しくなり、やや遅れて山頂へ。(雪が降っているのが写真でわかる。寒い。) 晴れていれば、360度見渡せて絶景であったと思うと残念!
我々はこれで71座目だが、一つ多い72座目と言う方が山頂にいた。この方も我々と同じく、明日妙高山燕温泉登山口から登ると言っていた。
 写真を撮って直に下山、雷鳥平を過ぎて暫くすると雪が止み、山頂も綺麗に見える。この時山頂にいた人は運が良い。直にまたガスに包まれた。 その後、風が無い場所で食事をする。(Kさん夫婦が作ってきてくれたホットココアが美味しい!体が暖まった。) 下りは木道が滑りやすいので慎重に下山し、登山口が見えほっとした頃になって雨、あと5分待ってくれたらなぁー。 登山口に着いた時には本降りに。(ゲートで雨宿り)


(10)2009年10月11日  戸隠山(蟻の戸渡り見学)  (登2:35、下2:39)

 Kさん宅5:00 −燕温泉駐車場5:50 −戸隠奥社参道入口7:00 −7:36奥社登山口7:43 −8:33五十軒長屋 −8:40百軒長屋 −9:35蟻の戸渡り取り付き(写真撮影後、下山)9:50 −10:35百軒長屋(食事)11:00 −11:48奥社登山口 −12:29山道入口


 前夜、中野市のKさん宅に宿泊。
 空模様が怪しいが、午前5時にKさん夫婦と2台の車で妙高山燕温泉登山口に向かう。
 6時少し前に登山口駐車場に着くが、既に十数台が駐車していた。 雨が本降りになっていたが、数名がカッパを着て登山し始めている。 (昨日、火打山山頂で会った方には気が付かず) 気温は5度位で寒く、山頂付近では雪になっていると予想した。Kさんと相談し、無理せず今回の妙高は中止することにし、代わりに以前から誘われていた戸隠の蟻の戸渡りの見学に行くことにした。妙高から車で1時間弱であるが、天気は妙高と違って全く問題ない。戸隠 蟻の戸渡り

 戸隠奥社参道入口に有る駐車場に車を止め、登山する。
(奥社参道から登り、蟻の戸渡りを経て戸隠山頂を踏み、戸隠牧場に下山する場合は、車1台を牧場側に止める必要が有るが、今回は蟻の戸渡りで引き返すので2台とも参道入口へ駐車した。)
 奥社の脇にある登山ポストに登山届けを提出し、登山開始する。いきなり、やや急な登りである。下山時すべり易そうなので注意が必要である。 五十軒長屋から百軒長屋では少し休めるが、百軒長屋から先は鎖場の連続である。おそらく標高200m位を20〜30個の鎖を使って登ったと思う。
 鎖場の途中では、今日はこの鎖場を下山しなくてはならないので更に不安になる。 やっとの思いで蟻の戸渡りに辿りつくと数人が渡っていた。
 這いつくばる人、跨る人、立って渡る人、いろいろである。 登ってきた鎖場の下山を考えると蟻の戸渡りを跨って渡った方が良いのではとも思ったが、やはり引き返す事にした。
 大勢の人が登ってきており、所々で鎖場を譲っていただき、百軒長屋へ。
 ここで食事。(鎖場の連続で極度の緊張から喉がカラカラになっていた。ここもKさんの温かいコーヒーがとても美味しい。)
 その後の滑り易そうな下山道を慎重に進み、どうにか下山した。
 無事に下山できた報告を兼ね 奥社に参拝して駐車場へ。 
 今回は有名な「蟻の戸渡り」がどのようなものなのかを見ようとやや安易な気持ちで登ったが、蟻の戸渡りは跨れば渡れそう。 そこまでの鎖場の方が非常に厳しいと感じた。この鎖場は戻らずに勇気を出して蟻の戸渡りを渡った方が良さそうである。(翌日、両腕が筋肉痛:鎖場の下りの為、両足のふくらはぎが筋肉痛:すべり易そうな下りの為)
 なお、引き返す時、一番上の鎖場からカメラを落とした人がいたようだが、幸い登っていた人に影響は無かったようだ。 考えると非常に恐ろしい。 このオッサンはカメラの事だけを気にしていて、登ってきた人に”済みません”の一言も無く、カメラを持って上がってきてくれましたか?と聞くだけであった。 


(11)2009年11月1日  御岳から日の出山

 河辺駅7:05(−電車−)御岳駅7:34−(この間0:37)−8:11滝本駅(ケーブル下)8:15−(この間0:52) −9:07(9:00祐)御岳ビジターセンター9:19−(この間0:40)−9:59日の出山10:20−(この間1:17)−11:37梅郷ゴルフに下山し、そのまま徒歩で河辺の自宅へ


バス、ケーブルには乗らず。 
紅葉はまだ。 11月中旬が見頃か?


(12)2009年11月8日  高水三山(政単独)

 河辺駅7:05(−電車−)御岳駅7:34−(この間1:12)−8:46惣岳山−(この間0:35) −9:21岩茸石山9:29−(この間0:23)−9:52高水山−(この間1:08)−11:00軍畑駅


    今日は祐が新宿→青梅かち歩き大会に参加の為、政は単独でハイキング。
    御岳駅から惣岳山、岩茸石山、高水山まではハイカーは少ない。
    高水山から軍畑への下山路では、登ってくる人多し、トレイルランの人もかなり居た。

(13)2009年11月8日  新宿青梅かち歩き(祐単独) 第81回

 新宿中央公園スタート8:30 −10:08西東京市 −11:25第1チェックポイント(15km) −12:13山崎パン −12:39野口橋 −13:28東大和警察 −13:44第2チェックポイント(31km) −14:37オリンピック −15:43青梅総合体育館ゴール(43km)

    新宿中央公園を8時30分に出発、参加者:1350人。
    10kmの井草八幡までは参加者が一緒に行動。
    7時間13分でゴールした。全く”飲まず/食わず”で完歩。
    なお、数年前から飲んでも良いこととしたようである。 ペットボトルを持った人が何人も居た。

    スタート〜第一CP  :15km−175分 ・・・・ 11.7分/km ・・・ 5.13km/H 
    第一CP〜第二CP :16km−139分 ・・・・  8.7分/km ・・・ 6.90km/H
    第二CP〜ゴール  :12km−119分 ・・・・  9.9分/km ・・・ 6.06km/H

(14)2009年11月22日  雲取山  (登4:05、下2:57)【登4:20、下2:50】

 鴨沢(小袖乗越)駐車場6:53 −6:56登山口 −7:58水場 −8:18堂所 −8:45(途中休憩)8:52−9:04七ツ石小屋下(分岐) −9:37ブナ平(七ツ石山分岐) −10:07奥多摩小屋 −10:58雲取山山頂(避難小屋)11:50 −12:13奥多摩小屋 −12:40ブナ平(七ツ石山分岐) −13:12七ツ石小屋下(分岐) −13:39堂所(休憩)13:45 −14:42登山口 −14:47駐車場


 河辺の自宅を5時15分に出発、今回はKさん夫婦と一緒でKさんに車を出してもらった。
 近くのセブンに寄りオニギリなどを購入し、駐車場で朝食。 登山口の鴨沢までは約1時間。 鴨沢から駐車場へは鋭角の道を進まねばならないので、先の空き地でUターンする。 駐車場は、小袖乗越と言うところのようである。3年前は10台程度しか駐車するスペースが無かったが、非常に広くなり数十台は駐車できるスペースが確保されていた。ただし、トイレや水道は無い。(止まっていたのは3台のみ) なお、登山口の脇にも3台程が駐車できる。
 少々寒いのでカッパの上を着て出発。堂所まではなだらかな登りであり少々汗を掻いたが気温は低いので上着は脱げない。ブナ平まで行くとかなり寒くなり、尾根道の途中では風も強く、フードを被って凌ぐ。なお、小雲取山では祐とKさん夫婦はそのまま登ったが、政はまき道を使用した。 手が悴んでしょうがなくポケットに入れざるを得ない。 山頂では写真を撮って、直に避難小屋に逃げ込み、食事。 温度計はマイナス1度を指していた。(マイナス5度と言っていた人もいた。) ここでフリースを中に着る。  1時間弱食事休憩してから下山を始める。 ブナ平辺りまで来て、やっと寒さは無くなった。 祐とKさん夫婦は七ツ石山を経由したが、政は登山時のまき道で七ツ石小屋下で合流。七ツ石山経由の方が少し早く、待たせてしまった。その後堂所で休憩し、(下山時の休憩はこの1回) ここから約1時間で登山口へ。
 紅葉は終っており、見れるのは登山口近くの数箇所のみ。



九州、中国、四国の10座
  伊吹山、大山、韓国岳、開聞岳、宮之浦岳・縄文杉、阿蘇山、祖母山、九重山、石鎚山、剣山

 期間 :2009年5月9日(土)〜20日(水)
 メンバ:夫と妻 

 往路は、早朝青梅を出発し、関西の伊吹山に登り、翌日は鳥取の大山に登り、三日後に九州に入る。 自家用車を使用し、主に車中泊とする。金銭面と時間の自由度から。
 九州では、霧島山(韓国岳)、開聞岳を登山し、鹿児島に車を置いてフェリーで屋久島に渡り、宮之浦岳・縄文杉に行き、鹿児島に戻り、阿蘇山、祖母山、九重山を登山する。
 九州臼杵から四国八幡浜へフェリーを使用して四国に渡り、石鎚山、剣山を登山し、帰路は瀬戸大橋をわたり、山陽道、名神、中央道を使用して帰宅する。
 宮之浦岳山頂、阿蘇山山頂では強風、祖母山山頂ではガスで展望が無かったが、全般的に雨に降られる事も無く、良い山旅であった。(雨に降られたのは四国での移動時間のみ) 今回の山は登山時間2時間前後が多く、疲労が溜まることも無く、予定通りの山行ができた。宮之浦岳は登山口からの距離も長く、九州の最高峰でもあり、かなり厳しいがバテバテにはならず。石鎚山では鎖場と天狗岳への片側が切り落ちた箇所はかなりビビッたが何とか通過した。
 霧島では韓国岳までとしたが、遠方に見えた高千穂の峰までの尾根歩きも良さそうである。また、九重山では最高峰の中岳まで行くべきかも。   

(1) 2009年5月9日(土)     伊吹山     (登0:19、下0:15)【登、下】

 駐車場8:50 
−9:09山頂9:27 
−9:42駐車場 


 目覚ましが鳴らず寝過ごし、午前4時過ぎに出発した。6時53分に恵那峡SAで休憩(朝食)、8時18分関ヶ原ICをアウト(渋滞は無し)、伊吹山ドライブウェイ(¥3000)に乗り、伊吹山頂駐車場へ。上記のように本格的な登山では無いので、そのまま運動靴で山頂へ。山頂の店では主人が撮った鳥(イヌワシ?)や熊の写真を説明してもらった。ドライブウェイの途中にカメラを構えた多くの人が居たが、イヌワシ?を狙っているとの事。
 下山後、給油の為、エネオスを探したが、見つからず、米原ICの近くのGSで給油し、高速イン。
多賀SAで昼食、その後高速を走るが、頭痛もあり、途中のSAなどで休憩を取りながら行く。午後3時過ぎに蒜山高原SAに着く。ここで車中泊。駐車した場所が駐車場の中央であった為、前後左右に入れ替わりに車が入り、気になった。従って、もっと外れに駐車するようにしたい。
 祐は前日から右目に充血あり。ただし痛みは無し。
 5時半頃に次男から電話あり、家を買うので相談があるとの事であった。   

(2) 2009年5月10日(日)    大山     (登2:42、下1:48)【登3:30、下2:20】

 下山駐車場5:48 
−6:04一合目 
−6:22二合目 
−6:35三合目 
−6:47四合目 
−7:03五合目 
−7:21六合目 
−7:37七合目 
−8:02八合目 
−8:14九合目 
−8:30山頂8:50 
−9:17七合目 
−9:29六合目 
−10:02三合目 
−10:38下山駐車場  


 5時、蒜山高原SAを出発し、約30分で大山下山駐車場へ。登りは上り一辺倒でフラットな部分も無く、かなりシンドイ。山頂は風が強かった。山頂の小屋で食事をし、下山。下山途中に政が右足首を軽く捻挫、祐は、途中考え事をし、2回も道を間違える。米子の岸本温泉ゆうあいパルで入浴し、高速イン。
 午後5時過ぎに山口県の美東SAへ到着、ここで車中泊。計画では広島県内としていたが、山口県まで来たので、明日の移動が楽である。もう少し、頑張れば九州に入れたが。。。ここでは他の車からやや離れたところに駐車したが、トラックのエンジン音がうるさく眠れず、夜中に車を移動。   

(3) 2009年5月11日(月)    霧島山(韓国岳)  (登1:40、下1:25)【登1:40、下0:50】

 えびの高原駐車場9:46−10:12一合目 −10:20二合目 −10:30三合目 −10:39四合目 −10:51五合目 −11:04六合目 −11:13八合目 −11:26山頂11:40 −13:05えびの高原駐車場 


 4時半に美東SA出発、途中のSAで朝食、9時半にえびの高原駐車場に到着。駐車場料金は¥410 。なお、駐車場の先1kmくらいの道路脇に20台位の駐車スペースがある。ここからは登山道の途中に合流できるので厳しいときはこちらへ。えびの高原駐車場から見える山が韓国岳と思ったが、もっと奥であった。(ぐるっと裏に回り込む感じ)
 山頂の脇にはカルデラがあり、遠くに霧島連峰の高千穂の峰韓国岳から見える高千穂峰が見え、高千穂の峰から来たと言う人もいた。下山時、また昨日捻挫した箇所と同じ場所を軽くひねる。なお、下山時時間が掛かっているのは、途中で寄り道した為である。
 下山後、前田温泉カジロガ湯で入浴し、時間が早いので高速を使用せず、一般道で鹿児島に向かう。鹿児島のコインランドリ(屋久島からの帰りでも使用)で洗濯し、午後7時に道の駅「喜入」へ。この道の駅には温泉施設があるが、月曜日は休みであった。従って、霧島で入浴して大正解。夕食は、少し戻ったところにあったファミレス(ジョイフル)へ。(鹿児島にはジョイフルが多くある。またエネオスも多い。)
 道の駅「喜入」で車中泊、他に5台ほどの車中泊あり。(明かりはトイレのみ)祐はぐっすり眠ったようである。政は3回ほどトイレに行った。   

(4) 2009年5月12日(火)    開聞岳    (登2:12、下1:54)【登2:25、下1:20】

 ふれあい公園駐車場5:37 −5:47二合目 −6:05三合目 −6:19四合目 −6:34五合目 −6:50六合目 −7:05七合目 −7:16八合目 −7:34九合目 −7:49山頂7:54 −9:48ふれあい公園駐車場 


 4時20分道の駅出発、途中道の駅「指宿」によったが、ここには10数台が車中泊していた。また、トイレも綺麗である。5時10分に開聞ふれあい公園駐車場開聞岳 下山後登山口からへ到着。駐車場内にはトイレは無いが、少し離れたところにあるので、この公園での車中泊は可能である。
 登山はらせん状に1周半とのことであるが、2周以上しているような気がする。比較的登り易い。天候は曇り/時々霧雨で景色は何も見えず、山頂でも全く何も見えず。下山は、あまり休まずに下りたつもりだが、コースタイムを大きくオーバーしている。前日の捻挫の影響だけとは思えないが。。。
 下山後、日本最南端の駅である西大山駅で写真撮影し、祐は山川砂蒸し風呂/政は露天風呂に入り、山川の市場の食堂で食事し、鹿児島のトッピーフェリーターミナルへ。予約していたトッピーで屋久島へ。民宿杉の里までタクシー。民宿の料理はボリュームあり。   

(5) 2009年5月13日(水)〜14日(木)宮之浦岳、縄文杉
          (@→A5:09 A→B2:35 B→C5:20)【@→A4:55 A→B2:40 B→C4:40】

 民宿杉の里をタクシーで出発4:30 −5:14淀川登山口(@)5:21 −6:02淀川小屋6:15 −7:21高盤岳展望台 −7:40小花之江河 −7:51花之江河 −8:09黒味岳分岐 −10:07宮之浦岳まで500M地点 −10:11くりお岳 −10:30宮之浦岳山頂(A)10:35 −10:58焼野三叉路11:18 −11:34平石 −11:48平石岩谷 −12:32第二展望台 −12:49第一展望台 −13:10新高塚小屋(B 小屋泊まり:約20名 外にテント4張り)
 新高塚小屋出発6:03 −6:52高塚小屋 −6:59縄文杉7:06 −7:35夫婦杉 −7:38大王杉 −8:19ウイルソン株 −8:31翁杉 −8:46大株歩道入口 −10:08楠川分れ −10:37小杉谷小中跡通過 −11:23荒川登山口(C) 11:30に待たせたタクシーで安房港へ 


 4時30分に民宿をタクシーで出発、途中弁当屋で朝/昼オニギリ弁当を受け取り(料金は民宿で支払い済み)、紀元杉を見学し、淀川登山口へ。登山口では数台の車が出発準備していた。
 淀川小屋前の広場で朝食、ただし政はオニギリ1個。祐はそれなりに食べたようである。体調は良好で、天気も良く、変化があり、奇岩も多く、おもしろい山で宮之浦岳の山頂 ある。ただし、宮之浦岳まではかなり遠い。山頂では風が強く、写真撮影だけし、直ぐに下山。13時10分に新高塚小屋に到着。当初の計画ではできるだけ旧高塚小屋まで行こうとしていたが、民宿の主人から最近テレビの影響で旧小屋は明け方の縄文杉を撮影するカメラマンが多く泊まっているとの事であり、新高塚小屋泊にした。宿泊は20名程度で他に4張のテント。弁当の残りで、昼/夕食とした。ただ、隣人のイビキには閉口した。翌朝はラーメンとパン。
 6時頃新高塚小屋を出発し、7時に縄文杉に到着、感激、写真撮影。ウイルソン株の中でカメラの受け渡しミスで夫婦喧嘩、幸いにもカメラは壊れなかった。その後トロッコ道を歩き、あと荒川口まで1時間弱のところで政がバランスを崩し、顔から地面へ、顎を少々痛めたが幸いに大きな怪我なし。11時半(最初の予約時は11時にしていたが、後で11時半に変更)に荒川口にタクシーを待たせていたが、10分前に到着。下りもある程度の早さで下りてきており、11時半に変更して正解。(コースタイムの4時間40分はかなり厳しい。) タクシーで安房港に行き、トッピーの席を確保、近くのAコープで弁当を買い、ターミナル内の椅子に座って食事。
 13時30分安房港を出発し、15時30分鹿児島港に到着。前に見つけた“みやこ温泉”に入り、更にコインランドリで再び洗濯。高速に乗り、17時36分に宮原SAに到着。レストラン(安いと感じた)で食事し、ここで車中泊。駐車場と高速道路が近く、トラックの走行音がうるさい。途中で窓を閉めた。
     流石の縄文杉     ウイルソン株の中から  

(6) 2009年5月15日(金)   阿蘇山高岳    (登2:11、下1:43)【登1:40、下?】

 5:05宮原SAを出発   仙酔峡駐車場6:37 −7:01鷲見平 −8:41仙酔尾根分岐 −8:48高岳山頂8:51 −9:10中岳山頂 −10:34仙酔峡駐車場 


 宮原SAのコーナーでカレーの朝食、5時5分SAを出発、 阿蘇高岳 仙酔峡ではミヤマキリシマがきれいに咲いていた。出発すると駐車場より八王子ナンバーの窓が開いているとの係りの人からの声、戻ってお礼を言って窓を閉め再スタート。教えてくれたのは隣の隣に停めた大阪ナンバーのCR−Vの人。有難うございました。登りは岩場の連続で、途中からはストックは使えないほどの岩場になり、ザックに収納。(下りで会った人からは直登してた方ですかと言われ、やや良い気分) 高岳山頂は風が強く、中岳山頂では立っているのも大変。祐は槍ヶ岳で購入したタオルを飛ばされ残念がっていた。
 下山後、アゼリア21で入浴、高千穂峡を見物し、食事処で食事、また、今夜は祖母山の北谷登山口で車中泊するので、コンビニでオニギリを多く買い込み北谷登山口へ。この道は途中から未舗装1車線で車のすれ違いが大変。例の栗原川林道と比較するとパンクの心配が無い分、安心。途中で1台と合ったが、相手がバックしてくれた。登山口に着くと車が数台あり、1台だけが車中泊、この車は阿蘇で窓が開いているのを教えてくれた大阪ナンバーの人であった。また、午後6時頃に下山してきた人は、徳島ナンバーのランクルに乗った方で阿蘇の高岳で反対方向から来た人、昼からこの祖母山も登って来たとの事、明日は九重山に登るため、牧の戸峠に向かって行った。そんな分けで車中泊は当方と大阪の車の2台のみ。お湯を沸かし、コーヒーを入れて簡単に夕食。明け方に広島ナンバーの車が2台来た。   

(7) 2009年5月16日(土)   祖母山  (登2:10、下1:33)【登2:30、下2:00】

 北谷登山口5:55(千間平コース) −6:08一合目 −6:32三合目 −6:41四合目 −6:51千間平通過 −6:54五合目 −7:06三県境通過 −7:09六合目 −7:18七合目 −7:32八合目 −7:49九合目 −8:05山頂 (下山も千間平コース) −9:38北谷登山口 


 5時55分登山口を出発(一番で出発)、初めはなだらかな登山道(青梅の永山丘陵程度)で、9合目からは少々石がゴロゴロしていたが、問題なく山頂へ。山頂はガスって居て何も見えず。写真を撮り、同じ道(千間平コース)を下山。9合目辺りで大阪の人にあった。この方は下りは別の風穴コースで早く、われわれが下山して間もなく、下山してきた。
 明日の天気があまり良くないとの予報で、下山時間が早かったこともあり、今日中に九重山に登ることに計画を変更する。登山口からの林道では対向車1台と出くわし、当方が後退して譲ることになった。なお、この林道を出た直後にマイクロバスと出くわしたが、林道であったら、すれ違いは大変だった。 ナビに設定した牧の戸峠に向かったが、ナビの指示がかなり遠回りで時間がかかった。11時36分牧の戸峠駐車場に到着。   


(8) 2009年5月16日(土)    九重山   (登1:53、下1:36)【登2:00、下1:35】

 牧ノ戸峠駐車場登山口11:55 −13:04星生山分岐通過 −13:22九重分れ通過 −13:48九重山山頂13:51 −15:27牧ノ戸峠駐車場登山口 


 祖母山では数人しか居なかったが、こちらは、駐車場も広く、人も多い。スタート前に昨日のランクルの方を見つけ、挨拶を交わす。登りはそこそこである。ただし、登山開始時間が遅かったこともあり、登山方向の人は少ない。下山してくる人は多かった。若い人が多い。思っていたよりもタフな山で、午前中の祖母山登山の影響なのか、かなり堪えた。
 下山後、行きに見つけた立ち寄り温泉に入る。最初蛇口からお湯が出ず、湯船のお湯を洗面器に取って洗った。蛇口から出しっぱなしにしていたら少し熱いのが出てきた。午後5時頃、道の駅「竹田」へ。道の駅のレストランで食事。ここでは6台ほどの車中泊。宮原SAで隣に居た石川ナンバーの人もいたが、天草の方へ行ってからこちらに来たとの事、結局ここでは車中泊せず、他に行った。

 5月17日は移動日。竹田から臼杵に向う。臼杵駅前のコインランドリを見つけ、洗濯。また、フェリーまでには時間があるので佐賀関へ。漁港のイメージでいたが、そのような場所は見つからず、1箇所だけ店があったので入る。ここで鯖と鯵の寿司弁当を購入。鯖寿司は肉厚で美味しかった!臼杵のフェリー乗り場に行ったが、駐車は1便前のオレンジフェリーへの車列であり、別の場所で待機。当方の予約は宇和島フェリー。宇和島フェリーには1番車で乗船。政は船内でドーナツを食べ、少々気分が悪くなる。祐は読書しても問題なし。八幡浜では1番で下船。その後海沿いの道を松山方面に進む。途中から雨が降り出し、道の駅「ふたみ」に着いたときには大雨となった。その後松山市内で渋滞にはまったが、午後6時頃小松オアシスに到着。(小松オアシスへの入り道が分からず、奥から逆に戻って入った格好)小松オアシスのレストランは営業終了。上にある温泉のレストランはまだ開いており、ここで夕食。ここでは数台の車中泊あり。高速サービスエリアからの駐車場と道の駅の駐車場が同じ場所で仕切られた形。   

 
(9) 2009年5月18日(月)  石鎚山    (登3:45、下1:56)【登3:40、下2:50】

     登の実績は成就駅から天狗岳まで
 ロープウエイ下谷駅出発8:40 −成就駅出発8:50 −9:39八丁坂通過 −10:21試しの鎖 −10:42前社ヶ森小屋 −11:02夜明かし峠通過 −11:14一の鎖の取り付き −11:17一の鎖通過 −11:27二の鎖の取り付き −12:08弥山山頂 −12:35天狗岳 −12:53弥山(食事)13:14 −15:10成就駅 −15:20ロープウエイ発車
−15:32駐車場 


 6時15分道の駅出発。ロープウエイが9時発と聞いていたので、遅天狗岳い出発である。国道に出て直ぐのコンビニでオニギリなど購入、コンビニの駐車場で簡単に食事。7時13分ロープウエイ入口の駐車場へ到着。ロープウエイは8時40分発と聞く。駐車場近辺で時間をつぶす。(駐車場の京屋旅館は日帰り入浴が可能との看板があったが土日だけとのこと。) 私達を含め4組の夫婦、その他個人2名と一緒のロープウエイで成就駅まで上がる。登山は、4つの鎖場が有ったが、最初の鎖場は「試しの鎖」と言うらしく、74m位登った後、20m位下ることになっている。どうも、標識が有ったらしいが見落とし、先陣の2組の夫婦も行ったので、後を付いて登った。ここは普通は迂回する鎖場のようである。一の鎖(33m)も2組の夫婦の後について登る。その後、土小屋からの登山道と合流。二の鎖(65m)、三の鎖(68m)は先の二組の夫婦は休憩していたので、天狗岳からの戻り、右側が切れ落ちている我々が先に登ることにした。三の鎖は流石に怖かった。弥山山頂に着くと先の2組の夫婦が既におり、どうやら迂回してきたようである。(普通は迂回した方が遅いが、ここは早い) なお、山頂には多くの人(20人位)が居り、ほとんどが土小屋からである。その後荷物を弥山に置き、天狗岳に向かう。途中は片側が切れ落ちていたが、思ったほど怖くは無かった。(写真の右側が切れ落ちている。)
弥山で食事後、下山。下山は全て迂回路を通る。途中、例の2組の夫婦と話をしたが、1組は湘南ナンバーの車の神奈川の人で、昨日剣山に登ったそうである。同じ道の駅に居たとも言っていた。また、明日は大山に行くとの事。我々と同じように7月に北海道を考えていると言っていた。もう一組は北海道十勝から来ているといっていた。
 下山後、西条の武丈の湯(石鹸無し)で入浴し、貞光ゆうゆう道の駅(国道沿いでトラックの通行時は気になる)へ。途中の食堂で夕食。   

 
(10) 2009年5月19日(火)  剣山     (登1:42、下0:55)【登1:30、下1:05】

 見の越駐車場登山口7:17 −8:18リフト西島駅通過 −8:35大剣神社通過 −8:59剣山山頂9:19 −10:14見の越駐車場 


 6時道の駅を出発、約1時間車を走らせ、登山口の見の越駐車場に到着。
 登山口で名水をペットボトルに入れ、出発。 今回の山行の最後の山であり、疲れも溜まったのかスローペース。ハードな山で無いので見込みより少し掛かって山頂へ。
 下山後、木綿麻(ゆうま)温泉に入浴、女湯は源泉掛け流しのようだが、男湯は流れておらず、白いもの(湯の花?)が浮いていて気持ち悪く、直ぐに出た。
 最初の計画では金比羅山を観光することにしていたが、新型インフルエンザが大阪/神戸に流行しているとの事から、観光はやめ、兵庫/大阪を素通りすることにした。
 坂出までの途中でさぬきうどんを食べ、坂出北ICから高速に乗り、瀬戸大橋を渡り予島PAで休憩、なお、本線に戻るときに料金所が何故かあり(そのまま通過であったが)、その後山陽道に入るときに料金所、確か¥2900位であった。その後名神、中央道を使って翌日の午前10時過ぎに帰宅。途中、多賀SA、恵那峡SA、双葉SAで食事、仮眠、休憩をした。   


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北海道、東北の11座
  後方羊蹄山、利尻岳、羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳、大雪山、十勝岳、トムラウシ山
  岩木山、八幡平、岩手山

  期間 :2009年6月30日(火)〜7月21日(火)
   メンバ:夫と妻

 予定では、関越自動車道で新潟から新日本海フェリーで小樽港に渡り、後方羊蹄山、利尻岳、羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳、トムラウシ山、幌尻岳、大雪山、十勝岳を登山し、函館から青森に戻り、東北の八甲田山、岩木山、八幡平、岩手山、早池峰山を登山して帰る計画である。北海道は登山時間がコースタイムで5時間前後(下山も含めると9時間前後)の山が多く、5月の九州に比べると厳しい山行である。

 全般的に天候に恵まれない山行となった。天気に恵まれたのは斜里岳、十勝岳、岩手山のみで、他は、雨またはガスで展望は得られず。 (利尻岳は稚内フェリーターミナルにあった写真のように海上から島全体を眺めてみたかった。 大雪山やトムラウシ山では雄大な大雪山系の展望を見てみたかった。) また、政が途中で足に火傷し、病院の医師から川の中に入るのは好ましく無いとの説明があり、20回以上渡渉がある幌尻岳を断念し、また悪天候もあり、計画を少々変更して当初の14座から11座となった。
 一昨年までの登山時間はコースタイムに1〜2割増であったが、昨年の後半あたりからほぼコースタイムで登れる回数が多くなり、今回どのくらいで登れるのか楽しみでもあった。(計画では1〜2割増の時間を考慮) 初日に羊蹄山、その後利尻岳、羅臼岳と登山時間が5時間前後の山が始めから続いた。 かなり厳しい山々であったが、ほぼ目標どおりに登山することができた。ただし、この年齢であるので過信は禁物。
 火傷をしたのは残念であったが、反省すべきは天候があまり良くなくても登山を決行したこと。
今回の山行で制約が有ったのは予約していた利尻の民宿と幌尻山荘だけであり、それ以外は道の駅等での車中泊なので、天候の回復を待っても良かったと反省している。 随時、天気予報を入手し、登山するか否か的確に判断すべきであった。 (羊蹄山では下山後、登山口に来た方に声を掛けられ、山頂の天気を聞かれた。この方たちは、既に二日間天気が悪いので登山を控えていると言っていた。この時は、随分と余裕のある方だと思ったが、私も次の機会はそのようにしたい。)
 今回、幌尻岳を残したので来年もまたこの時期に北海道旅行を計画するつもりである。その時には天気を待って、大雪山、トムラウシ山、利尻山に登りたい。 

(参考)以下に本旅で車中泊した場所に関する意見を記す。
「道の駅:根室スワン44」と「トムラウシ短縮登山口」は虫が多く最悪で事前に分かっていたら別の場所にした。「ホテル地の涯駐車場外」は虫は多少居るが早朝着では空きスペースが無いので仕方ない。 「道の駅:三笠」は横にコンビニあり。 「道の駅:旭川」は近くにスーパーやレストランあり(コインランドリもあり)。 「道の駅:斜里」/「道の駅:丹頂の里」/「道の駅:美瑛」は近くに遅くまでやってるレストランあり。 「道の駅:猿払」/「道の駅:ピア21しほろ」/「道の駅:伊達 歴史の杜」/「道の駅:樹海ロード日高」はレストランあり(閉店時間要確認)。  「道の駅:ひがしかわ」は買い物や食事はその前に対処要。 「道の駅:田舎館弥生の里」のレストランは早く閉店、近くにも店は無いのでその前に対処要。 トラックの通行等で騒音が気になるのは「樹海ロード日高」/「根室スワン44」で、他は気にならない。
 

(1) 2009年7月1日(水)    後方羊蹄山   (登4:49、下3:39)【登4:45、下4:20】 

 半月湖駐車場(登山名簿記入)6:41 −7:30二合目 −7:47三合目 −8:05四合目 −8:30五合目(休憩)8:37 −9:03六合目 −9:34七合目(休憩)9:44 −10:17八合目 −10:37九合目 −11:30山頂 −11:52(風の弱い場所で昼食)12:13 −15:09半月湖駐車場(名簿記入)


  フェリーはかなり大きく、個室のせいもあり、快適に過ごせた。風呂は船内に居ることを忘れるくらいだった。4時30分定刻に小樽港に到着したが、下船は4時5羊蹄山の山頂 霧で何も見えない0分頃になり、小樽のコンビニでオニギリ等を購入し、簡単に食事、半月湖駐車場には6時20分に着いた。準備し、登山開始。虫が多く、祐は左手首を刺され、グローブのようになる。また、体中が痒くてしかたない模様だが、どうしようもない。途中、雲の切れ間から麓の景色が窺えたが、ほとんどは展望無し。九合目過ぎに“あと一息”のような標識が有ったが、なかなか着かず、何度も山頂らしき岩に騙され、約1時間かかってやっと山頂へ。それまでの1合は20分〜30分程度であったが、最後の山頂までは非常に長く、バテてしまった。下山にも時間がかかりいやになる程だった。
 下山後は、真狩村温泉保養センタで入浴し、道の駅「三笠」へ。

 7月2日は、サロベツ原野(日本海側の道は長く真っ直ぐな道で北海道だなーと改めて感じる)、ノシャップ岬を経由し、稚内フェリーターミナルへ。利尻島鴛泊港に17時10分着、送迎バスで民宿へ。民宿マルゼンは、 スタッフの女性達がテキパキとしていて小気味良くまたレストランでの夕食の蛸シャブがとても美味しかった! 

(2) 2009年7月3日(金)    利尻岳     (登4:42、下3:08)【登5:30、下3:30】

 登山口(利尻北麓野営場 登山届け提出)4:13 −4:24三合目(甘露水) −4:52四合目(野鳥の森) −5:28五合目 −5:50六合目(休憩)5:55 −6:15七合目 −7:06八合目(長官山) −7:57九合目 −8:30沓形コースからの合流地点を通過 −8:55山頂(食事)9:15 −12:23登山口へ下山(届出先へ下山の報告) 


 4時に民宿の車で登山口まで送っていただき(早い人は3時半利尻岳山頂 ここでも霧で良く見えません頃から送ってもらっている)、予め作成しておいた登山届けを提出し、登山開始。登山/下山自体は順調であった。ただし、足場が悪く、登山道はどろどろ、また、ほとんど展望無く残念。 八合目辺りで後ろから来た単独行の女性に道を譲ったが、足場が悪いところだったようで、転ばせてしまった。済みませんでした。 下山後、登山口の水道で汚れた登山靴を洗い、下山の報告をし、宿の車で利尻富士温泉まで送っていただいた。予定よりも一本前のフェリーで稚内へ。帰りのフェリーからも利尻岳は雲の中。
 稚内から宗谷岬(日本最北端は寒かった)を経て、道の駅「猿払」(ホタテ蕎麦は少々期待ハズレ)へ。生憎小雨が降り出す。

 7月4日は、オホーツク海沿岸を走り、紋別、サロマ湖を経由し、網走でコインランドリを利用、小清水原生花園、知床自然センタでフレペの滝へ、そして地の涯駐車場へ(途中の道路脇にエゾシカ)。ウトロで食事処を探すが、6時前なのに終っていてダメ。仕方なくコンビニで弁当を買い込み、地の涯駐車場外で食事。 
 当初、7月5日は知床観光を予定していたが、天候も悪くは無さそうなので羅臼岳登山に変更する。     

(3) 2009年7月5日(日)    羅臼岳     (登4:21、下3:38)【登4:55、下3:25】

 地の涯駐車場4:47 −木下小屋(登山名簿記入)4:52 −5:30オホーツク展望台 −5:57650m岩峰 −6:14弥三吉清水 −6:26極楽平(山頂まで4.0km) −7:11銀冷水(山頂まで2.5km) −7:30大沢入口(雪渓の始まり、アイゼンを装着) −8:09羅臼平 −8:31岩清水分岐 −9:13山頂 −9:25(途中食事)9:40  −10:25(アイゼン装着) −10:47大沢入口(アイゼン外す) −11:21極楽平(休憩)11:26 −12:51木下小屋(名簿記入)


 4時頃からホテル地の涯に宿泊していた方々が徐々に出発し雪渓、下山時て行く。我々も準備し、登山名簿に記入し出発する。天気は曇り、2時間位はなだらかで登り易い。銀冷水を過ぎて大沢入口で雪渓に出る。数名がここで様子を見ている。(毎年来ていると言う方は例年はこんなに大きな雪渓ではないと言っていた) 我々は軽アイゼンを装着し登りだす。最初は雪渓の傾斜もなだらかで比較的登り易いが、途中からかなりの傾斜になる。ストック無しの祐は急勾配では恐怖心でいっぱいだった。雪渓は300m〜400m位は有ったであろう。
 雪渓を過ぎて残り1.2kmの標識、ここからはゴロゴロした岩場を登り、山頂へ。風が強く、ガスってて何も見えない。写真だけとり、山頂から少し下った岩陰の花畑(ここだけ別天地)で食事。下山後はホテル地の涯の温泉へ。
 下山後、時間が有っ前日の羅臼岳 たので知床五湖(ヒグマ出没の為、一湖と二湖のみ)散策、オシンコシンの滝を見学。なお、カ ムイワッカの湯の滝まではまだ入れなかった。
 翌日は、知床観光を予定していたが、以上のように殆ど観光できたので、一日前倒して斜里岳登山とし、道の駅「斜里」へ。  

(4) 2009年7月6日(月)    斜里岳    (登3:48、下3:01)【登4:00、下2:40】

 清岳荘登山口(トイレ\100 登山名簿記入)6:32 −8:05羽衣の滝 −8:31七合目方丈の滝 −8:43見晴の滝 −8:51八合目 −9:14二股分岐 −9:20(分岐の少し上で10分間休憩)9:30 −9:56馬の背(休憩 前後の方に合わせて)10:03 −10:20山頂(食事)10:35 −10:55馬の背 −11:16二股から新道を下山 −11:54能見峠 −12:40下二股 −13:36下山(名簿記入)


   北海道に入って初めての“晴れ”である。道の駅「斜里」から斜里岳 途中の滝の脇を登る一時間弱で清岳荘登山口に着く。準備をし、登山者名簿に記入し出発。まもなく沢沿いを登ることになる。沢を横切ったり、滝の脇をよじ登ったり、雪渓を越えたりと経験したことが無い、この先どんな?と思うと怖さが先立つ! よく分からないルートもあるのでツアーの後ろに付いて行く。ただし、登山靴に水が入るようなことはなかった。馬の背まで来ると山頂が見渡せる。ほどなく山頂へ。山頂での景色を味わい下山は、上二股から新道を行く。この下りもかなりハードだった。下二股で旧道に戻るが、ここからの沢沿いは、登りと違い、雪渓が崩れていたりして、可能な道を探しながらとなるので、かなり時間がかかった。 沢沿いの道は最初は緊張したが、慣れてくるとアドベンチャー登山?のようで、何となく楽しい気分になるものである。斜里岳山頂 チョット雲が出てきた 
 下山後は、裏摩周湖(道路脇にルピナスが咲いていた。初めて群生を見て感激!)を経由して根室へ、更に日本最東端の納沙布岬へ。曇っていて島は見えず、また風が強く非常に寒く(さぶい)て早々に戻り、道の駅「根室スワン44」へ。この道の駅は虫が多く車中泊には最悪である。

 7月7日は、霧多布湿原、厚岸グルメパーク(残念ながら休み)、途中小さな店で蒸しガキを食べれた。釧路を経由して釧路湿原を散策し、道の駅「丹頂の里」へ。丹頂観察センターには確かに丹頂は居たが、入場料を出してまで見るものだろうか疑問。   

(5) 2009年7月8日(水)    雌阿寒岳   (登2:05、下1:35)【登2:20、下1:20】

  雌阿寒温泉登山口(登山名簿記入)6:17 −6:32一合目 −6:45二合目 −6:54三合目 −7:10四合目 −7:20五合目 −7:37六合目 −7:44七合目 −7:55八合目 −8:13九合目 −8:22山頂8:25 −10:00登山口(名簿記入)


 早朝、政はコーヒーを入れる為に湯を沸かしていた時、腰掛雌阿寒岳の山頂 強風でごらんの髪の毛ですけていた椅子が外れ、熱湯を浴び火傷してしまった。その場に居なかった祐は何が起こったか一瞬分からず。病院も無いことから、応急処置として包帯で巻いて雌阿寒温泉登山口へ。歩くことには全く支障が無いので登山することにした。何の問題もない。だんだん上に行くにつれ風が強くなってくる。八合目を過ぎた頃に下山してきたから5〜6人のグループから“山頂は風が強く砂あらしで、一人だけ這って行った”と聞き、私達も九合目に荷物を置き、長袖を着、カメラだけ持って山頂へ。山頂では立ってられず、這うようにして写真を撮り、直ぐに下山。
 下山後は火傷のことが気になり、とりあえず、明日予定のトムラウシは行程が長いので無理と判断し、大雪山方向に向かうこととする。途中、上士幌で病院が目に入り、診てもらったがかなり重症とのこと。火傷の箇所は大きく3箇所で(1)右足の膝裏から脹脛にかけて、(2)左手の手首、(3)腹部。医者に聞くと渡渉の有る幌尻岳登山は雑菌が入る可能性があるのでダメ、明日以降毎日移動先の病院で消毒してもらうようにとのことで紹介状を渡される。上士幌からは糠平(糠平への途中、ルピナスの群生地を通過)、層雲峡を経て道の駅「旭川」へ。道の駅近くのコインランドリを使用。道の駅のレストランの根菜カレーはグー!!

 道の駅の案内の方に適切な病院を探してもらい、7月9日朝一で病院へ。この病院では全治二週間、(1)の部分は浅い2度のヤケドと言われる。また、旅行中は毎日2回、自分で薬を塗るようにと大き目の塗り薬を2個処方された。ガーゼと包帯は近くのドラッグストアで購入。(以降、通院せず、自分で治療できるので気が楽になる。)これで完全に7月12日に予約していた幌尻岳を諦める。病院の後、旭山動物園へ向かう、動物園近くで有料駐車場へのぜるぶの丘誘いがあったが、入口の直ぐ横に大きな無料駐車場が有った。(有料に留めたら、金を払った上に歩かねばならなくなるところだった。何でこんな有料駐車場が営業しているのだろうか?)動物園ではオランウータンがユニークで一番印象に残った。
 旭山動物園を見学後、美瑛へ。美瑛では、ぜるぶの丘、ケンとメリーの木、セブンスターの木、親子の木(遠くから)、マイルドセブンの丘、展望公園を見学し、道の駅「美瑛」へ。
 
  7月10日は雨。榎木/大野美術館(癒される絵/両手の無い画家 感動!!)を見学。富良野富田ファームを見学し、チーズ工房でピザを食べ、翌日の大雪山登山の為、道の駅「ひがしかわ」へ。   

 
(6) 2009年7月11日(土)   大雪山(旭岳) (登1:57、下1:23)【登2:50、下1:35】

 6:15ロープウェイ出発 6:25姿見駅着 カッパを着て出発6:42  −6:52すりばち池 −6:58第4展望台 −7:07姿見の池 −7:48七合目 −8:07八合目 −8:24九合目 −8:39山頂 −(姿見の池の横で休憩)−10:02姿見駅 −1015発のロープウェイで駐車場へ 

旭岳山頂 雨で何も見えません
 姿見駅で小雨が降っていたのでカッパを着て出発。 すりばち池、姿見の池までは花がきれいで、視界も悪くはなかった。 六合目からは岩がゴロゴロ、また、風が強く、雨も本降りとなり、視界も悪く、気温も低くなる。九合目ではカッパの上からすっかり濡れて(全く防水せず)しまい、7月と言うのに手も悴んで寒い。山頂も強風とみぞれ?で、写真を撮り、直ぐに下山。体全体が冷え、鼻水が止まらない、非常にしんどかった。下山後、大雪山ホテルで入浴(入浴時間には早かったが無理を言って入れてもらう)し、生き返った。再び道の駅「旭川」へ。   

(7) 2009年7月12日(日)   十勝岳     (登3:04、下2:05)【登4:05、下2:50】

 望岳台5:51 −6:19白銀荘分岐 −6:49避難小屋 −7:47標高1720m −8:10(途中休憩)8:18 −8:55山頂 (9:23から一度下山したが下山道を間違え山頂に戻り)下山開始9:45 −10:07(山頂から急登を下りたところで食事)10:21 −11:50望岳台へ下山 


 今日は久々の晴れ。(火傷しなければ、幌尻岳(幌尻山荘も予約済み)の予定であったので少々残念。) 
望岳台からしばらくはゆるやかな登り、十勝岳 このように良い天気でした一時間過ぎた頃から岩場の登りとなり、ガスも時々出始める。ガスが切れると左に美瑛岳、振り返ると出発した望岳台の駐車場が見渡せる。また、しばらくすると前方に十勝岳山頂が現れる見事な景観。北海道で2座目の晴れの日の登山であり、心地よい。山頂では5月に石鎚山で会った湘南の夫婦と偶然再会した。これは、ケガで日程を変更したおかげである。
下山時、約10分程下りて十勝岳温泉方向に間違って来てしまっていることに気が付き、山頂まで登り返して下山した。 間違え易いと言ういろいろな方の報告を見ていたのだが、ついうっかりしていた。
 なお、7月14日よりも13日の方が天気が良いとの情報も有り、13日にトムラウシに登ることにし、下山後直ぐにトムラウシの登山口にある東大雪荘に向かう。(途中の鹿追のコンビニで弁当やオニギリを購入。) 東大雪荘に掲示されていた天気予報も13日は午前中くもり、午後から雨、14日は一日中雨であり、13日の方が天気が良い予報。 入浴後休憩していた千葉から来たと言う人は3時半ころから登り、天気が悪くなったら引き返すと言っていた。 従って、13日に登ることとし、短縮登山口に入る。ここは虫が非常に多く、車中泊には最悪である。(5〜6台の車中泊組あり。)  東大雪荘の入口の駐車場ならそんなに虫も多くなく、車中泊できるのではないかと考える。ただし、トイレが壊れていて東大雪荘に行くようにとの貼紙があった。短縮登山口まで車で20分、短縮登山口の駐車場は70台位は駐車可能であり、翌朝の出発でも駐車場が一杯になることは無いであろう。    

(8) 2009年7月13日(月)   トムラウシ山   (登5:09、下5:00)【登6:20、下4:30】

  短縮登山口3:50 −4:13トムラウシ温泉からの合流地点通過 −4:54カムイ天上 −6:16こまどり沢 −6:37(こまどり沢からの雪渓を登りきったところ) −7:19前トム平 −7:47トムラウシ公園 −8:59山頂   −13:00カムイ天上 −13:37トムラウシ温泉への分岐 −13:59短縮登山口 


 雨は降っていない。他の登山者が出発するのを待っていたが、なかなか出発しないので、3時50分に出発することにした。数ヶ所の雪渓を越えた後、こまどり沢で先に出発していた写真撮影中の単独行の男性を追い越す。ほぼ同じ時期に、別の単独行の男性が追い越して行った。こまどり沢からの(かなり長い)雪渓を登りきり、岩場を登り出した7時頃に早くも雨が降り出し、カッパを着る。出発から既に3時間近く経っており、先行した男性も居ることから安心感も有り、ここで引き返すと言う気は起こらず、そのまま登トムラウシ山頂、風雨で何も見えない山を続ける。風、雨ともに強く、非常に寒い。(頂上まで30分のところで祐は疲労でフラフラ状態だったと下山後聞く) 5時間少しで頂上に立てた。この5時間は殆ど休まずに歩き続けた。山頂では、ヒサゴ沼から縦走の親子に写真を撮ってもらい。一緒に下山することにする。少し降りた風の無いところで立ったままでオニギリを食べ、下山を続ける。雪渓では政が足を滑らせ、2〜3m落ち、あわててアイゼンを付けた。この時、ストックを少し曲げてしまったが、辛うじてたたむ事はできる。 雨は止まず、カッパの中までビッショリ、登山靴の中もビッショリで、カパカパ、キュキュの状態。下山道も雨でドロドロとなったが、場所を選んでも同じなのでそのまま入っていった。
 往復10時間、雨の為、座って休憩する場所も無く、この間一度も座っていない。良く持ったものだ。 私はクライマーと言うには程遠いが、クライマーズハイに近い精神状態であったのだろう。 それにしてもこのカッパは全く要をなさない。至急、良いカッパの購入を検討することにした。
 後で聞いたが、その後の天気予報では”当日は雨/翌日は晴れ”と変わっていたようである。出発前にこの情報が入手できていれば登山日を変更したのに。残念。(今後、最新の天気予報の入手方法も検討する必要がある。)
 下山後、東大雪荘で入浴し、道の駅「ピア21しほろ」へ。この道の駅は比較的小さく、車中泊は他に1台。自分の庭の感覚でドロドロの登山靴を洗い、濡れたカッパ、スパッツなどを吊るした。翌朝は晴れで良く陽が当たり、カッパ、スパッツなど出発前に乾いた。登山靴はまだ中がダメ。

 7月14日は、幸福駅、花畑牧場(生キャラ10個ゲット)を観光し、途中の帯広でコインランドリを使用(専用カードを購入せねばならず。洗剤必要)。道の駅「樹海ロード日高」へ。この日に7月17日11時35分函館発の青函フェリーを予約。
 
 7月15日は、千歳、支笏湖、白老のアイヌ資料館(祐は貸衣装で写真撮影)を観光し、道の駅「伊達 歴史の杜」へ。 一度、この先の道の駅「あぶた」まで行ったが、海岸の崖の上で、近くに何も無く、車中泊には向いてないと思い、伊達に戻った。 (16日は松前の大千軒岳登山を考えていたが、登山靴が乾いてなくダメで、雨も降っていたので、登山は取止め。従って、この日は伊達泊まり。)
    
アイヌ資料館    アイヌ資料館

  7月16日は、洞爺湖、長万部、イカメシの森、トラピスト修道院(予約無しなので中に入れず)を観光し、サブちゃんの里道の駅「知内」へ。 夜、兄や息子からメールや電話有り、トムラウシの遭難のニュースを見て心配して連絡してきた。 
なお、知内のスーパーでホタテを安く売っていたのだが、料理する手段が無いので、見送った。 コンロは車に積んであるので、その他の簡単な道具(フライパンや調味料など)を積んでおくようにしたい。
 田んぼアート
 7月17日は、函館に戻り、予約していたフ ェリーで青森へ。(時間的には予約した便より前の便が可能だったが、予約していないので乗船できず。) フェリー内で函館駅で買った弁当で昼食。 青森からは、田んぼアートを見学する為、田舎館村へ、午後4時30分の終了時刻であったが、ご好意で入れていただいた。左は「戦国武将」、右は「ナポレオン」。
この日はこの近くの道の駅「いなかだて 弥生の里」へ。   

(9) 2009年7月18日(土)  岩木山    (登1:05、下0:51)【登1:10、下0:45】

 八合目駐車場 登山口8:58 −9:31岩木山山頂まで25分の標識通過 −9:39避難小屋通過(山頂まで20分) −10:03山頂(避難小屋で軽食)10:19 −11:10政が八合目駐車場へ下山(祐は11:00に下山) 


 道の駅で簡単に朝食を済ませ、岩木山方面へ。雨はまだ降っていないが、直ぐにでも降り出しそうな天気である。6時40分に津軽岩木スカイラインに岩木山山頂 霧で何も見えません着いたが、8時に開門とのことである。(ここまでは調査不足)仕方なく、この辺りを車で走り、白神のコンビニでコーヒーなどを買って時間をつぶす。8時の開門後八合目の駐車場へ。駐車場はかなりのガスである。多くの人は9時からのリフトを待っているようなので、我々は登山道から登り始める。狭く、木が被さっている(顔、頭をぶつける)登山道で足場も悪い。九合目からは岩場も多く、風も強くなる。山頂では何も見えず、写真を撮り、避難小屋で休憩(コーヒー、ピーナッツで小腹を満たす)。
 下山後は、百沢温泉で入浴し、雨も降ってきたので八甲田山へは行かず、弘前のねぷた村を見学(津軽三味線の生演奏を聴く)。黒石でコインランドリ(洗剤必要)を使用し、昨日と同じ道の駅「いなかだて 弥生の里」へ。

 7月19日は昨日行けなかった八甲田山に行くことにしたが、朝から雨で出発が遅れる。マックで時間を潰したが、10時頃に雨が上がり、登山口の酸ヶ湯に行くことにする。(青森出身の祐は40年ぶり) 11時頃に酸ヶ湯に着いた。 駐車場から登山者が数人出発していったが、風が強く、上はガスが掛かっているので気が進まず、(北海道の幌尻岳を残し、来年も有るので)今回の登山は見送ることにした。 明日は岩手山に登る為、東北自動車道で西根SAへ。碇ヶ関ICから小坂IC間が豪雨の為、一時通行止めであったので手前のPAで解除を待つ。   

 
(10) 2009年7月20日(月)  岩手山    (登3:51、下2:28)【登4:30、下3:00】

 焼走口駐車場登山口(名簿記入)5:27 −6:18頂上まで4.5kmの標識 −6:50第2噴火口(山頂まで3.6km) −7:00(休憩 山頂まで3.3km)7:10 −7:45ツルハシ分れ(山頂まで2.3km) −8:11(山頂まで1.4km) −8:37平笠不動前(山頂まで0.8km その前の場所で10分ほど休憩) −8:41平笠不動避難小屋 −9:12(山頂まで0.2km) −9:18山頂(軽食)9:33 −10:00避難小屋 −10:35ツルハシ −11:25(あと2.5km) −11:52(あと0.7km) −12:01下山 


 焼走口登山口で登山名簿に記入し出発。1時間半くらい登っ岩手山 この山頂では久し振りに良い天気でしたて展望の良い場所で休憩。(久しぶりに良い天気に恵まれた。) 更に登り、富士山のような火山礫の場所ではコマクサが群生している。足場がずるずると滑り、結構キツイ。 およそ4時間で山頂へ。 360°の絶景である。 多くの方は更に山頂を一周しているようである。 我々はそのまま下山。 駐車場では一匹のスズメバチに狙われる。(バナナの皮の匂か?車の後ろに置いた祐のザックに寄り付く。) 焼走の湯で入浴(火傷してから始めて湯船に浸かった。)し、八幡平へ。 
 同じ日に岩手山に登っていた方のブログを目にしましたので、以下に勝手にリンクを張らさせてもらってます。
  その1    その2

(11)2009年7月20日(月)  八幡平

 八幡平頂上駐車場14:39 −14:42登山口 −15:04山頂 −15:21見返峠 −15:30登山口 −15:33駐車場 


 駐車場に着き、Tシャツにショートパンツ、スニーカで登ろうと思ったが、ハイキング/登山の格好をした人が多く、当方も慌てて着替えて登山靴で登った。結果的にはその必要は無い。
 今までで一番楽な山であった。(登山とは言わないな!)
 西根ICから東北道に乗り、帰路へ。   



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